病室の中での過ごし方

 

 

入院中は

限られた行動範囲しかなかったため

兎に角時間を潰すことが大変でしたアセアセ

 

心電図、点滴、サチュレーション、経管栄養

娘の身体には沢山コードやチューブが

ついているのですが、

 

食べたら動きたい一心で

娘はベット上安静が解けると

部屋の床に寝そべってストレッチをしていたり

(汚い・・・驚き

部屋の中を訳もなくウロウロとしたり・・

 

テレビも飽きて

私が売店で買ってきたナンプレも

一瞬で終わってしまうため

どんどん難解なものを買うようになりました爆  笑

 

そのため、

1時間だけ許可がでていた院内散歩と

リハビリの時間だけが

娘にとっては気分転換になっていました気づき

(散歩もリハビリもかなりカロリーが

取れるようになってから許可が出ています。)

 

 

 

 

でも・・

1日の大半は部屋の中にこもって過ごすので

時間が潰せないのと共に

 

入院中のストレスが娘のメンタルを不安定に

させるため、

どうにか楽しく過ごせないかと

 

紙粘土を買ってきてアロマストーンを作ったり

大人の塗り絵とかカラーパレット

100均でLEGOのようなブロックのセットが

あったので二人で作ってみたり・・

 

あれこれ試行錯誤して

私は暇つぶしグッズを病室に運び込んでいました。

 

紙粘土のアロマストーン❤︎

 

 

 

でも、これって摂食障害の治療としては

普通あまりないことなのかな?

と思っています。

 

入院したら母子分離をしますが、

さらにいろんな情報源に接触できないように

させるのが治療法の一つとしてあるはず。

 

 

 

携帯、テレビ、本、雑誌etc...

食や体型等、摂食障害に影響するような情報を

一切得られないようにするために

入院したら折り紙ならOKとか

あやとりならOKとかっていうように

 

そのレベルでしか許可が出ないことが多いはず・・

(違ってたらごめんなさいアセアセ

 

 

なので、

好き勝手やらせてもらっていた事を思えば

色々とここで病院の文句を言っていますが笑

感謝すべき事だなと思っていますウインク

 

 

 

 

入院中のような痩せが進行した状態では

正常な思考能力がないために

少しでも痩せること、食べない事に関する

情報を見つけると

 

ものすごく影響されるのは娘を側で見ていて

よくわかりました。

 

なので一切の情報から遠ざけるやり方も

一理あるかなとは思います。

 

 

 

 

でも、ではどのように過ごすのか?

と患者側から見た時に

まあ苦痛でしかない滝汗

 

この苦痛を鞭として使う・・

そりゃあ退院したらすぐに悪化するよね

って思ってしまいますアセアセ

 

 

 

だいぶ前に、摂食障害の入院で

人権を無視した治療がされたと

裁判になっていたニュースもありましたが、

 

まぁやり方によってはそうなるよね・・・と

激しく納得ニヒヒ

 

 

今後、入院におけるプロトコルも

考え直していかなければならないのではないのかな?

って元医療者としては勝手に思っています。

 

 

 

 

今では入院中に作った作品は

思い出の品にはなっていますが

あまり見たいものではないかなアセアセ

 

入院中は兎に角必死だったから

私にとっても良い思い出にはなってない・・

 

嫌な気持ちになっただけでしたショボーン

 

これは病院の先生にプレゼントしたよ

 

 

 

この体験から私が思うのは

 

退院がどれだけかかっても、

何度入院を繰り返しても

摂食障害の当事者さん達はきっと病院で

いろんな思いを経験してきている。

 

 

親からすればお金もかかるし心配もする

 

でもその間、

当事者さんがどんな形でも一瞬一瞬をものすごく

頑張ってきているって事を

知っていてあげて欲しいなって思います。

 

 

 

理解できなくても、知っているだけで

きっとお子さんにかける言葉は違ってくるはず

 

どんな凄腕のカウンセラーさんの言葉より

親からの言葉をきっと求めている

 

頭で考えた言葉ではなく心からの言葉は

どんなに短くても強い力があります。

 

子供のそのままをただ知る事

そこから親子の関係性が

深まっていくんじゃないかなラブラブ

 

 

 

今日はここまで♪

最後までお読みいただき

ありがとうございました飛び出すハート

 

miyuki