意を決して食べた娘

 

 

入院中のご飯は体の状態にもよりますが、

娘の場合は最初は3分粥から始まり

固形の状態でも消化できるよう

徐々に水分を減らしていきました

 

 

お粥の間はおかずがなかったために

完食はできていて、白米になるまで

さほど日にちはかからなかった気がします。

 

 

 

 

でも普通の白米になると

通常の献立メニューに切り替わり

おかずもデザートもついてくる・・

そのため娘は完食を続けることが難しくなりましたガーン

 

 

点滴のカロリーすら気にしているのに

揚げ物も脂いっぱいのお肉も出てくるアセアセ

普通であれば脂身だけ取って食べて

ご馳走さま♪ができるのですが、

 

拒食症の治療の決まりとして

決められたカロリーの入院食を

全て食べなければ、行動制限は外れませんし

その分退院の日が遠のいていきますガーン

 

 

 

 

もやし一本、汁物の汁一滴すら残せない

しかも時間内に食べなければならず

そばで見ている私もかなり辛かったです悲しい

 

 

 

ベット上安静が解かれても

部屋からは出ることができず

朝食が終わればまたすぐに昼ごはんが運ばれてくる凝視

 

運動は心拍が遅いのでNGバツレッド

気がつけば娘は

摂取したカロリーを消化するために

一日中立って過ごすようになりました驚き

 


何もない閉ざされた空間で食べるだけの毎日。何を考えていただろうな・・

 

 

 

摂食障害は裏切る病気です

 

と私は医師から言われおりました。

甘やかしてはいけないんですと言われても

この治療法に何の解決があるのだろう?と

私は理解できぬままでいましたショボーン

 

 

 

娘の味方にもなれなければ

治療方針も納得いかない

 

でも、摂食障害の治療法を調べても

同じような治療法しか検索できず

 

このまま言うことを聞いていくしか

ないんだろうなと自分を信じ込ませて

毎日を過ごしていましたもやもや

 

 

 

 

そんな中、

一向に食べることができない娘は

ご飯を口に入れた後に

ティッシュに吐き出したり

 

お椀の中のお米を

箸でぐるぐる回して溢れさせ、

少しでも食べる量を減らそうとして

必死の抵抗グラサン

 

でも結局看護師さんに綺麗に食べるよう

指導されたためその方法もダメバツレッド

 

 

 

 

きっとこれ以上ここに居たくないと思ったのでしょう

 

観念した娘はある日を境に

突然ご飯を完食するようになりましたびっくり

 

食べることがあれほど恐怖であったのに

退院するために

自分の心を殺し

 

そして

退院したら良いことがいっぱいあるよ

という病院スタッフの言葉を信じて・・・

 

 

 

続きはまた次回のブログへ飛び出すハート

最後までお読みいただき

ありがとうございましたニコニコ

 

miyuki