性差別? いいえ「内心の自由」です | miyuki-manmanのブログ

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一般に、看護師は気が強いとか性格がきついっていわれている。

当事者としては別に反論しようとか思わないし、

白衣の天使だとか言われるよりは居心地がいい。

さらにいうならAV教の信者さんが多いせいか、看護師はエロい

っていうイメージも世の中にはあるらしい。

「3K」、「6K」、人によっては「9K」っていうワーストな職業柄、

 

※ちなみに3Kは「汚い、きつい、危険」。

6Kは上記の3Kプラス「 給料が安い、休暇が少ない、カッコ悪い 」。

 

まさに踏んだり蹴ったりな看護師だけど、私は天職だと思っている。

だから、どんなふうに思われていても気にもならないし、

それらにいちいち言い訳もしたくない。

 

ただ、それでも大多数の男性は

「やっぱり看護師はエロいよねー」って思いたいんだろうな。

でも、男の人の頭の中ほどドロドロでもエロくもないのよ。

残念なお知らせだけど、中身は普通の女だから。

 

当たり前だけど、女は男の人ほど性欲は強くない。

射精する機能もないので最初のときから快感が伴う男性と違って、

女は大脳で学習を積み重ねないと肉体的な快感が伴わない。

妊娠・出産を経験したベテラン女性ならいざ知らず、

独身の看護師にそういうものを期待するほうがおかしい。

 

何かそういう誤解を与える要素があるとすれば、

男性機能と向き合う機会が多いとか、肉体的な機能について

あるべきものとして肯定的に捕らえる態度を学ぶからかも。

入院患者に対して、排泄の補助をしたり清拭をするときに

男性経験のない処女でも照れたり恥ずかしがったりしないのは、

そういう反応をしてはならないと教え込まれるからだ。

男性の体や性器を見慣れているのではなくて、科学的に

あるべきものをあるべきものとして受け入れるだけのこと。

人間である以上、性器のない人も排泄しない人もいないのだから、

生命維持の補助は看護に欠かせない要素なのだ。

 

ただ、あえていうなら、見たくて見てるわけでもなくて

触れたくて触れているわけでもないし、できることならパスしたいと

思っている看護師がほとんどだ。

私はそれが嫌で入職以来、産婦人科勤務を続けている。

科学的態度として、というより看護師のあるべき態度として

相応しくないかもしれない。

これを性差別といわれたら、自分のことながら否定できないわね。

これもあえていうなら、憲法で保障された「内心の自由」。

好き嫌いは誰にもあって、それを他者が侵すことは許されないの。

異性と関わりを持つ持たないは「内心の自由」の範囲で、

私はできるだけ関わりたくないと思ってるだけのこと。

 

私は女だけど女の人が好きで、最優先でその心身の健康を守りたい。

男性が好きな女性がいてもいいし、どっちも好きな人がいてもいい。

それこそ人それぞれで、みんな違ってみんないいと思っている。

誰が誰を好きだろうと嫌いだろうと第三者には関係ないことでしょ。

こうでなきゃって決めるのは自分のことだけで充分、

例え、親子であっても他者の人権は尊重されてしかるべき。

それだけは間違わないでね。