「エージェントは付けてるの?」
デパートの中にある和食店で、夕食をとりながら業界や転職について話していました。
一般企業に転職する
無謀なことを言っていると自分でも分かっていはいましたが、諦めたくありませんでした。
どんな仕事がしたいか、具体的にイメージできていたのです。
「その業界に知り合いがいるから話だけでも聞いてみる?」という知人の厚意に甘えて、席を設けてもらいました。
その時に聞かれたのが、転職エージェントをつけているかどうかということでした。
「つけています」と答えましたが、これが勘違いだったのです
転職サイトに登録すると、「キャリアアドバイザーからのおすすめ求人」なるものがあるではないですか。
この時はそれがエージェントだと思っていたのです。
というか、各社で尽く断られていたことをすっかり忘れていました(笑) ←なぜ?
実は、登録時に経歴と転職先希望を入力する企業が多く、登録する度にほぼ同じメッセージが送られてきました。
「弊社の開拓不足により、ご紹介できる案件がございません。今後、開拓を進めて云々……」
医療業界から一般企業ってそれほどに超希少種なのですね。
でも、行きたい業界は決まっていました。
こうなったらもう自分でやるしかないな!と覚悟を決めました
いくつかの転職サイトに登録し、履歴書や職務経歴書を作成し、少しずつ応募し始めました。
これがなかなか厳しく、書類が通らないことが殆どでした。
書類が通っても適性検査(SPI)で落ちる悲しさ
大学生の時もSPI対策なんてしていなかったので、確かに対策が間に合いません……。
加えて、私が目指すところは超高学歴しかいないと前出の方に聞いてもいました。
そんな中、なんとエージェントが見つかったのです
経歴等の事前登録は一切ありません。
可能な範囲で履歴書・職務経歴書を登録するよう案内が来たのは、面談日時の調整をしてからでした。
それが「リクルートエージェント」です。
他の企業からは断られたことを面談時に伝えると驚かれました(笑)
「○○さんもですか。意外ですね」と。
聞きたいことは山ほどありました。
医療臨床の人間が一般企業に移ることはそんなにも珍しいのかも聞いてみました。
物凄く多いわけではないが、ゼロではないとのことでした。
ただ、視能訓練士は珍しい。
それでも、前向きに臨んでくださったのでとても心強かったです。
エージェントについてもらって好い点はプロの視点であれこれ確認してくれることです。
自分で気付いてないこともスルスルと引き出してくれます。
長所も短所も。
たぶん、自己PRの書き方も私のキャラに合わせてアドバイスをくれていたんだと思います。
また、エージェントを通さないと見られない求人もありますし、応募先の企業と直接やりとりをしなくてもいいのは楽な点かと思います。
なので、途中からは、登録していた他の転職サイトも併用しながらの転職活動になりました。
やっぱり相談出来る人がいるって大きいです。
ほんとうに感謝です。
それから息抜きも大事必要になるだろうお勉強も
というか、根詰めてやっても変わらないのでゆるゆるとやりました。
天気の良い日はお散歩。美味しいものを食べたり、友達と会ったり、本を読んだり。
なぜか、どーんと構えていられる転職活動期間。
神経質なタイプだと思っていたのですが、ここにきて突然のキャラ変でしょうかね……