「素敵ねー✨」

と、突然、


となりのマダムに声をかけられた


羽田空港の
保安検査場。




チェック用のカバンか何かを

褒めてもらってるのかと思って


「えっ、そうですかぁ(๑>؂•̀๑)」

なんて思ってたら




彼女の視線の先は、

なんとフラペチーノ。


スタバのモカチップフラペチーノ。



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私は今の今まで生きてきて


飲み物とは

おいしい、とか、甘そう、とか

味で形容する事しか知らなかった。



唯一の例外は

kawaii。
かわいい。のみ。くらいかな。




なので

まさか飲み物を

「素敵」

と形容されるとは思わず

やや、

ちんぷんかんぷん。







「え、っと、これですよね?スタバの。」

と一応確認。




「そうそう!ホントすてき!

私も買ってくれば良かったわぁ。」


と興奮気味。



「そうですね。とっても美味しいです」

なんつって


盛り上がってんだか盛り上がってないんだか

よく分からない謎の会話。





おっと

もうすぐ検査員の方々による
荷物チェックだぜ。




「飛行機の中に持って入れます
🚀

の、触れ込みフラペチーノだったけど、




検査場の検査員の方がかけた言葉は


「ひと口飲んでくださーい」




心の中で


「話が違う」


と、突っ込みを入れるも


ゲートの前で大人しく

フラペチーノを飲む、私。





だったら、
ここで、買わなくたって良かったじゃんか!

持って入れるって
スルーできるって事じゃないんかーい!



なんて思っちゃう私の心の狭さよ。





仁王立ちするゲートくぐると

ピー!


あぁ、

ポケットにスマホ入れたまんまだった。。。




素敵なフラペチーノ事件で

若干動揺していたのか、

こんな凡ミス。




でも、こんな時に限って

スマホを取り出しても


なぜか、再度、鳴ってしまう


ゲートチェック七不思議。







靴を脱いで、謎の探知機で全身チェック。



ついでに体の悪いところも検索してくださいよ、


とか、考えてしまうあたり

そういう職業なんです、一応。



あっ、ペットボトルも入ってた。。。





「この飲み物は安全である」


と身を以て証明するため

人前でフラペチーノを飲み、


ゲートを3回くぐり



超低層お立ち台みたいなところで

丸い棒にて探知され



ペットボトルの成分を調べていただく。




悪い事は特にしていないはずなのに

「なんか、すみません。。。」


とか謝ってる、私。







素敵な飲み物を持って行ってきます。

飛行機に乗る前に飲み終わりそうだけど。



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