たくさん働いて、くたくたになって、蒸し暑くてベトベトする重たい身体を引きずって
電車で寝過ごしそうになりながら帰る家路は
起きれない朝、眠たい目を擦りながら、もう起きたくないと思う気持ちを押し殺して、なんとか家を出るその明日は
もうしんどい疲れたと、見上げた空は
大抵そんなにきれいでもなく輝いてもいないけれど
私の中にあるたったひとつの大切なものが
胸の中で不安とともに小さく灯って消えないから
なんとか頑張れてる
思い描いた、ずっと欲しかったものは何も手にしてはいないけれど
今手にしてる大切なものを大切にすると決めたから
今たしかに幸せだと思うことを疑わないことに決めたから
選んだのだ自分で
何度も何度も
どれだけ不安でも
どれだけ欲しい物が遠く感じたとしても
今を信じると決めたからだ
毎朝やってくる朝は容赦なく
帰る夜道はいつだって冷たい
それでも
かすかな光がまだ私の胸に灯っているかぎり
その小さな光だけが私の目の前を少しだけ照らしているかぎりは
その先に何が待っていようとも
歩いてゆける
このたいして輝いてもいない毎日の
ふとした瞬間のきらめきを
ふとした瞬間に鮮明に色付くこの世界を
残さず目に焼き付けて
もうちょっと頑張れる
そんな気がした
