宿坊に泊まった翌朝

正直 朝が楽しみであまり眠れず

眠りについたのは12時頃で2時半頃に目が覚めて

再び眠れず・・・

4時に活動開始。

お朝事案内の集合時間は4時50分。

4時10分頃宿に声をかけて外に出る。

この時期もう外は明るくて、
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あちこちの宿坊?のお客さんの案内が始まっていた。

早朝から回向柱にお参りしている人もいて

御朱印所にも行列

それでも昨晩よりはさくさくと進む

10分程並んで自分の順番になり、

1月に見附天神で購入した御朱印帳が

戸隠神社めぐりであと1枚になっていたので

御朱印帳を購入。

朝は御朱印をお願いして5時半過ぎに受け取る仕組みになっていた。

待っている間に御朱印の種類の説明をみていると

東日本大震災で被災した陸前高田の松で作られた

お地蔵さんの御朱印もいただけるとのこと

そちらもお願いして、いったん宿坊へ戻る。

戻ったとたんにお朝事に出発
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参道を行くツレさん。

内陣に入り、前立本尊を拝み

写真は禁止だったけれど、扉があいた時の感動は

言葉では言い表せない。

ツレさんも隣で『ありがたや ありがたや』とつぶやいていました。

自然と涙が出そうになる。本当のパワースポットなんでしょうね。

ありがたくて 来てよかったと手を合わせてました。

『またここに来れますように できれば娘ちゃんや息子くんと一緒に』

戒壇めぐりは真っ暗の本堂下で極楽の錠前に触れる経験をするのですが

ちょっと閉所恐怖症の気味の私には脂汗の経験。

天井が低く、人が行列になってひしめきあう中進むのは

なかなかの恐怖。

右手で壁を伝いながら進み、前を行く人から

伝言ゲームのように

『腰の高さ 今触っている壁の高さに錠前があります』

と順番に伝えられ 自分もその通り後ろに続く人に伝えた。

錠前と言われていたけれど触れたものは

ドアノブのような形をしていた。

それでも、人に伝えられ 教えられ極楽のカギとされるものに

触れる経験は

生きていくってことは人とのかかわりに教えられ導かれているんだな

ってことを気づかされる気がした。

天台宗のお朝事に参加させていただき、浄土宗のお数珠頂戴を経験して

重ねて極楽にご縁を結べてよい参拝。

宿坊に戻り 朝食IMG_20150530_001208713.jpg 

ツレさんいわく『パリボリ食うものばっかりだな』

ありがたい経験をしても煩悩の抜けないツレさんと私でした。

朝食後 チェックアウトは10時 それまでの間 改めて

参拝と門前町を歩く 

牛さんまたここまで私たちを連れてきてくださいな
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うっかり鳩字を確認できず残念IMG_20150530_001209247.jpg 

明るくなってからの回向柱IMG_20150530_001206718.jpg 

陸前高田市の松から作られた親子地蔵

3体のお地蔵様が作られ、こちらには1体
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 2体は陸前高田市の普門寺に祀られているそう。

普門寺は何度も足を運んでなじみのあるお寺。

満開の百日紅を見たいと思いながら、毎年盛りを逃した

思い出があります。

不思議なご縁。また陸前高田を訪れることができたら

絶対にお参りして来よう。

大勧進、大本願もお参りした後
 
 門前町 八幡屋磯五郎でお土産を買い、宿坊を出発。

宿坊の方に上田まで行こうと思っていることをお話しすると

北向観音が上田からは遠くないことを教えていただき

せっかくなら両参りをということで、上田城、生島足島神社、北向観音 と

行程を定め たのしくありがたい経験をした善光寺を出発。

ぜひぜひまた来たいものです