一昨日、小平ふるさと村に行きました。

 

小平ふるさと村は江戸時代初期の玉川上水の開通にともなって開発が行われた新田村落。
その集落を小平ふるさと村では江戸初期から明治時代以降の近代の建物を

保管・復元し、時代ごとに見学することが出来ます。

 

旧小平小川郵便局舎

image

明治41年(1908年)建築の和風建築で、国内で現存する郵便局舎の中で古いものの一つです。

当初は集配業務を行い、また昭和初期からは電話交換業務も行っていました。

明治末期から大正期にかけての郵便局の様子を知ることができる貴重な建物です。
昭和58年1月まで利用されていました。

 

舎内

image

左奥には大きな金庫がありました。

 

奥の部屋

image

 

そして道路わきには丸型ポスト

image

小平市には丸いポストがあちこちに点在されています。

都内では断トツに丸いポストのが多く、

2022年現在では37本も保有されているそうです。

丸いポストは地元に居た時に普通にあったので、

あまり珍しくはないですが、郵便ポスト自体が少なくなっている現代に

とっては丸いポストがある光景が貴重になってきますね。

これだけ撮ってもノスタルジックな写真になりそうです。

 

旧神山家住宅主屋

image

江戸時代後期と推定される時期に、小金井から「廻り田新田」に移築されたものです。

その際、間取りが広間型から喰違い四ツ間型に変更されました。

 

この中ではイベントが開催されていたので見学は出来ませんでした。

 

image

 

井戸

image

 

旧鈴木家住宅穀櫃

image

 

image

花小金井の秋山家にあったものを大沼町の鈴木家が譲り受けたものです。

大地主として財力のあった秋山家が、明治維新の動乱期に備えて建てたものと考えられ、

江戸時代後期に、近郊各村に造られた稗倉の形式を伝える貴重なものです。

 

開拓当初の復元住居

image

江戸時代初期の小平開拓当初の農民住居を復元したものです。
この住宅は二人用の住宅で、間口三間半、奥行二間の上屋の外側に、

三尺の下屋(げや)がつくものです。古文書に従い古い工法や、

かつて使われていたものと同じ材料(材種)を使用して復元したものです。

 

室内では囲炉裏で火がくべられていました。

image

昼間でもこんなに薄暗いので、

多少の灯りがあったとしても夜はもっと薄暗い中で

生活していたのかと伺わせる光景でした。

 

image

周りには畑とかかしもあって里山を思わせる昔の懐かしい光景が見れました。

 

水車

image

 

水車の中

image

米と小麦を粉砕していました。

 

image

水路が流れているので、水車がしっかりと今のも動いていました。

水を汲む音が涼しく感じました。

 

旧小川家住宅玄関棟

image

旧小川村及び小川新田村の開発事業の中心的役割を果たしてきた、

名主の小川家に代々継承されてきたものです。
創建時の棟札によって、この建物が文化2年(1805年)3月13日着工、

同年5月25日に完成したことが明らかになりました。

この玄関は主屋とは別棟として建てられ、主屋と廊下で接続していました。

 

image

かなり広い玄関棟です。

 

小平ふるさと村の前を通っている小平グリーンロード

グリーンロードというだけあって両脇には木々があり、

道沿いには花が植えてあってとても綺麗な道でした。

image

5月中旬ですがもう紫陽花が咲いていました。

 

image

 

image

 

バラ科マルバシャリンバイ

image

 

今回はこれだけでしたが、

季節の植物を楽しむことが出来たり、昔のおもちゃや伝統の手打ちうどん、

小平の特産品などがあったりと様々な体験も出来るようのなっています。

狭山湖に通じるサイクリングロードも近くにあるので、

サイクリングのついでに立ち寄る人達も多いみたいです。

 

それ程広くないですが、散歩の寄り道にみたいに

ふらりと立ち寄ることのできる所で気分転換が出来るので、

また季節を変えて行ってみたいと思います。

 

旅行の思い出は?

▼本日限定!ブログスタンプ

あなたもスタンプをGETしよう