2023年1月11日読了
内容
「これ、確認のために食べておこう」「近頃話題のあれを確認しておこう」
……大好きだからというよりは、なんとなく気になる、なぜか気になる小さいコトたち。
ひょっとしたらおいしいかもしれない、もしかしたらおもしろいかもしれない。
「あるある」という共感を呼んだり、ほのぼのとした気持ちになったり、
微妙な気分を描いて人気の著者の日常を、エッセイとイラスト、漫画でつづる。
どーでもいいこと、日常ちょっと愛おしくなる
エッセイ&漫画が綴られています。
益田さんの作品は好きなのでこれまでに何冊も読んで、
新刊が出るたびに無意識のうちに買って読んでいます。
今回も小さな事が気になってしまう益田さんらしく
日常でちょっと気になるモノや事柄など多方面の事柄について
エッセイと漫画で綴れているので、同じもので同じように
頷けるものがけっこうあったので親近感が湧きました。
買い物カゴの確認は買い物をしているとつい目の前の人の
買い物カゴの中を見て今夜はこれを料理して食べるのかな?と
想像してしまったり、一つの商品を多量に買っている人を見ると
その商品が好きなのかなと想像を巡らせてしまいます。
テレビ欄の確認は益田さんは新聞で確認をしていましたが、
私の場合は新聞で確認することもありますが、
録画予約でその日のテレビ欄の一覧を見て確認をして、
観たい番組を予約したりしています。
チャンネル権が未だに自分優先にならない状況が続く限りは
この確認は終わりそうではないなと思ってしまいました。
100円ショップの確認、無印良品の確認、キオスクの確認
の心境のどれもよく分かります。
要するにお店の中をチェックして満足したい気分になるのかなと
思ったりします。
こうゆう小さな事が買い物の醍醐味かなとも思えます。
小さなこと満足もかき集めればそこそこ大きくなっていく。
そしてこうゆう小さなきづきや小さな満足が
小さな幸せとなって大きな満足感にもなっていくと
思うのでこれからも益田さんと同じように
小さな事に目を向けながらいけたら良いなと思いました。
また気になったらこの本も読んで良いかなと思いながら、
ほっこりとした気持ちで楽しめました。