体調が悪くなると
1人では歩くことが困難だった。



だから必ず、
誰かに肩を借りるか、
少しずつ腰の悪いおばあちゃんのようなに
歩くことを心がけた。



それは私の中で屈辱でしかなかった。



私が誰かを頼ってる。



私の理想とは色々違う。



当時そう思った。



体を動かすことは好きだったが、
実際に体がついていかず、
とても苦しかった。



中学に入り、部活動というものを知った。



もちろん運動部に入りたかったけど、
心配だった。



練習についていけるわけがない。




でも友達ができて、
友達がバレー部に入ると言っていた。
じゃあ私も入りたいと思って入部
 


友達との練習の日々
辛いだろうけど、楽しいだろうな。
頑張れば私も!なんて思ってた



結果は辛い筋トレについていけず
3ヶ月で退部。



辛くて辛くて仕方なかった。



その頃からだろーか。



親に嘆願して、
病院へ通うようになった。



体の至る所を検査した。



でもどこも異常なし。



最終的に回されたのが精神科。



行くたびに、させられていたのが、
その日の嬉しかったこと、
悲しかったことを書いてもっていく。
というものだった。



次の検診までの二週間
そんなことを紙に書いていく、、、



そんな自分が馬鹿らしかった。



体調が悪くなるから
登下校も1人ではできないし、
友達とも遊びに行けない。



毎日送り迎えしてもらってる
私のことを友達は
楽をしてるやつ。としか
思わなかっただろう。



そんな自分が嫌になり、
病院さえも行かなくなり、
学校へも行かなくなった。



高校に進学しても
結果は同じ。



高校1年の後半に不登校になり、
2年の終わりに退学した。



それから20まで
引きこもるようになる。