昨年観たかったんだけど見損なってしまった音楽映画。
ミニシアターみたいなところで再上映してたので、こりゃ観るしかない!ってことで行って来ました。
すっっごくよかった‼︎
また観たいくらい。
主役のグレタは作曲能力に優れた若き女性ミュージシャン。
音楽の仕事のパートナーかつ恋人の彼とひょんなことで別れて失意のどん底でバーで歌ってるところを、これまた失意のどん底の元敏腕プロデューサーのダンに見初められてスカウトされる。
2人でレコード会社に売り込みに行くも、デモがないとダメだと言われる。
スタジオを何日も借りてデモを作るお金がないので、バンドメンバー集めて、グレタの友人の楽器や機材を運んでNYの街のあちこちでゲリラライブ的に演奏して、それを録音してアルバムを作る。
これが実に楽しそうなの!
車の音や雑踏がいい効果もたらしたり、近くで遊んでる子供に急遽コーラスさせたり。
その場その場でこんな風にアレンジ出来るのねぇ。
お年頃で反抗的なダンの娘がギターでライブに参加するシーンが感動的で。
アドリブで弾くリフに鳥肌。
ダンは思いがけない娘の才能を絶賛して、娘も父に心を開く。
奥さんと娘と別居していたダンは、このデモ作りを機によりを戻す。
グレタは、別れた彼が音楽で賞を取ったことをテレビで知って、彼に向けて作った曲を友人と一緒に弾き語りしてスマホで録って、それを彼に送る。
せつせつと訴えるっていうよりノリでやった感じだったんだけど、彼はこれを聞いてグレタへの想いが復活する。
別れるきっかけも彼が作った曲を聞いてグレタが怒って、だった。
エピソードの1つ1つがいちいち音楽と絡んでる。
なんかいいんだよね。
音楽が感情を動かすの。
まさに Me だよ!
ダンは不器用でプロデューサーとしてはそれがマイナス要因だったんだろうけど、不器用なりのやり方で大きな信頼を得てもいた。
グレタは自分の音楽スタイルを変えろと言われても頑として貫き通して、最終的には周りに認めさせる。
音楽が周りの感情を動かした。
まさに Me だよ!
グレタを演じるキーラ・ナイトレイがすごくチャーミングで、歌声がかわいい♪
この映画をいいものにしてるのはキーラがかわいくも芯が通ってるキャラにぴったりだからだと思うんだよね。
仁とは全然違うジャンルの音楽だし生活スタイルも違うんだけど、なんか要所要所で仁が浮かんで来た。
ダンとグレタを合わせたら仁になるのかも。
作曲シーンとか、思いつきで行動するとことか、色んなシーンで繋がってしまう~。
見終わって曲と画面が一緒に浮かぶという、1枚のアルバムのPVを観てるみたいな映画でした。←仁がBANDAGEの番宣で言ってたな(^^)
音楽っていいなぁ♪
私が今まで見た映画の中で五本の指に入るくらい好きな映画でした\(^o^)/