ちょっと間が空いてしまいました
久々に書いてみます。
昨日、釣り好きの患者さんが来院されまして。
釣りの話で盛り上がりました
と言っても私はほとんど釣りの経験は無く、小学生の低学年の頃に
父親に連れられ、近所の川に釣り糸を垂らしたくらいで、全く釣りの知識も・・・正直、興味もありませんでしたσ(^_^;)
私の同級生にも釣り好きがいるのですが、好きが高じて「家庭か釣りか、どちらか選べ!」と奥様に迫られ家庭の危機を迎えた方もいます
なぜそんなにはまるのか?と釣り好きの患者さんに尋ねたところ、いろいろと答えが返ってきましたが、一番印象に残った言葉は釣りも固定観念、思い込み、柔軟性が欠如すると釣れなくなるそうです。
また、時に経験や知識が邪魔になる事があるとのこと。
経験豊富な方と素人で釣りをすると素人の方がよく釣れたり、夫婦で釣りをすると必ず奥様の方がよく釣れるとか。
なぜですか?と聞いてみると・・・「邪念がないから」。
また余計な知識を入れない方が良いのだとか。
釣ろう、釣ろうする意識が強いと釣り糸から魚に「氣」が伝わり竿から逃げていくそうです。
気合が入り過ぎても釣れないし、また釣りを続けていると10年目くらいに、全く釣れなくなる時期がくるそうです。
「釣りも試行錯誤の連続。釣れる時もあれば何してもダメな時期もある。その時にどのような判断をするのか。人生と一緒ですね」との言葉。
「だから面白いし、答えがあるようでないからハマるのかもですね」と。
うーん。 そうですね・・・。 深い。
全てのことに相通じること。
釣りもいろいろな下準備がいり、知識・経験・情報をいれ緻密な計画を立て釣り糸を垂らすが・・・釣る時は真っ白な気持ちで釣ると。
そうですね。
何か痛み治療もまったく同じ事が言える・・・
患者さんと向き合う時の心構えのような。
同感です。
またひとつ、患者さんから学ばせて頂きました。
感謝。