トリガーポイント療法「みゆう筋整術院」 -31ページ目

トリガーポイント療法「みゆう筋整術院」

痛みを「筋肉」から見ています。こういった症状を「筋筋膜性疼痛症候群」といいます。
また痛みには「こころ」が大きく関わります。
痛みを「こころ」の視点からも見ていってます。
http://みゆう筋整術院.com/

最近のテレビや雑誌では医療機関や健康に関する番組や特集記事を多く見かけます。



ある週刊誌では盛んに薬の危険性や手術のリスクなど取り上げています。



健康や体のことへの関心が高まるのは良いことだとは思いますが・・・。



あまり不安をあおるような事はいかが?かとも思います。





さて、その中でも最近注目を集めているのが「筋膜」ですね。




筋膜リリース・筋膜ストレッチ・はたまた筋膜ダイエットまで・・・。




この「筋膜」。



本当に簡単にいいますと筋肉を包んでいる膜のことです。



この筋膜は全身を覆っています。





こんな感じですかね。



全身を覆ってますので、図のようにどこかの筋膜が縮むと別の場所が引っ張られます。




この筋膜は同じ姿勢など続けていたり、動かさないでいると水分が失われ老廃物がたまり、だんだんと固くなっていきます。



またこの筋膜、痛みを感じやすい場所でもあります。




ですので「首や肩がなんか突っ張る」と感じていても、別の場所のトラブルが首や肩の違和感を出していることも考えられます。




実際、足の裏が「かた~く」なって「ぎっくり腰」になったりします叫び




私も痛みを軽減させるのに施術で足裏はよ~く使います(笑)




この前は坐骨神経痛の症状のある方を、頭皮をゆるめて楽にしましたニコニコ




不思議なようですが、体はつながっています。



身体は連動しますし、痛みは連鎖します。




またレントゲンなど撮りますと「ストレートネックですね」とか「骨と骨の間が狭くなっていますね」とかいわれますが・・・





この傘で例えます。



骨組みの部分が「骨格」、布の部分を「筋膜」だと思って下さい。




布が引っ張られれば・・・骨組みも歪みます。



これが「骨格の歪み」の原因のひとつです。




ですので「骨格異常」は筋肉や筋膜によって、そのような状態にさせられているとも言えるのです。


(骨格異常は治りにくい要因となっても、痛みの原因になるかどうか??)




ぜひ、ご自宅の傘で試してみてください。



まとめ・・・。



1.体は筋膜で覆われ、連動し支え合って動く。


2.痛みや違和感を感じる場所に原因があるとは限らない。


3.レントゲンなどで映し出された骨格異常は筋肉や筋膜が関係している場合がある。




「痛みは全身を診る必要性がある」


「痛みは総合医療」