だんだんと朝晩が冷え込んでくるようになってきました。
寒いのが苦手な私には厳しい季節が
急に冷え込んだり、日中の温度差がはげしくなりますと、体調を崩しやすくなりますので、
十分お気をつけて下さい
先日、古河市内のお寺に行ってきました。
安禅寺という曹洞宗のお寺です。
由緒ある立派な境内で、古河公方の重臣であった簗田氏の菩提寺でもあり、歴史好きな私には大変興味深いお寺でした。
お寺や神社で手を合わせると、何か心が軽くなるような感じがします
私は普段、痛みを専門で診ておりますが、痛みには「急性痛」と「慢性痛」があります。
急性痛は打撲や捻挫、骨折や筋肉痛など「原因がはっきりとわかる」痛みのことです。
私的にはトリガーポイントも急性痛の部類に入ると思っています。
慢性痛の場合は、「原因がはっきりしない痛み」になります。
このような場合に考えられのが、「複数の原因と複数の問題がある」また「その原因より、更に根深い原因がある」ことが考えられます。
栄養の過不足や労働環境、運動不足、心理的要因などいくつかの原因が考えられますが、私の経験上「自己肯定感の低い」方が多いように見られます。
自己肯定感とは「自分を大切に思う心の在り方」です。
もちろん、お体が辛い時はマイナスな感情になってしまいがちです。なって当然です。
そのような感情になるのは、環境の影響もあるでしょう。
しかしながら、そのような時こそ、ご自身を大切にしていただきたいと思います。
なぜなら、こころと体はひとつ「身心一如」だからです。
「身体変化を伴わない感情は無い」。こころが反応すれば身体も反応します。
したがって、慢性的な痛みは、いくつかの原因がある中の「こころが過剰に反応し過ぎている」状態とも言えるのです。
このような状態の時は、心の中を少し整理する必要があるかと思います。
ポイントは「感謝とねぎらい」です
「ありがとう」とか「いつも頑張ってくれてるね」とか、出来れば言葉に出してご自身に語りかけて下さい!
街中だと、あやしい人と思われかねないので オススメはお風呂の中です!
私自身もお風呂の中でやっております。(誰もホメてくれないから自分でやるしかない笑)
お風呂で自分をねぎらい、なおかつ湯船の中で「般若心経」を唱えてから出るという、周りからみたら「大丈夫か??」と変な心配をされそうなことをやっております。
私が日々感じることは、相手のことを思いやるとか、大切にする、といったことは本当に大事にしていきたい思いであると思います。
しかし、まずは「ご自身をおもいやること」。
きびしい言葉になってしまいますが、自分を大切に出来ない人間が、他人を大切に出来るわけがありません。
なぜなら、そういう「マインド」で生きてないからです。
痛みがある中や体調が思わしくない中でも、精一杯頑張って、精一杯生きている自分。
どうか、たくさん褒めてあげて下さい。もしどうしてもそう思えないのであるならば、せめて自分を許してあげて下さい。
このような言葉があります。「魅は与によって生じ、求によって滅す」
「人の魅力は与えることによって生まれ、求めることによって消滅する」。このような意味だそうです。
まずはご自身に、優しさと愛情を向けてみて下さい。
他人からの愛情や癒しも必要であるとは思いますが、何よりご自身にたくさんの愛情を与えてあげてみて下さい。
周りからは幸せで、うらやましく思われてるような方でも、実は苦しんでおられる方はたくさんいます。
まずは自分。
こころが反応すれば身体も反応します。
辛い時、苦しい時ほどご自身に目を向けられて、少しでもいいので、こころの整理をしてみて下さい。
今の痛みやお体の不調に変化が出てくるかもしれません。
ポイントは「感謝とねぎらい」です。
お心あたりのある方は是非、試してみてください。
皆が平和で幸せでありますように。
皆の苦しみが少しでも楽になりますように・・・・・。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
感謝合掌