『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
2014/監督:ジェームズ・ガン



1988年、9歳の少年ピーターは、母の死の直後地球から宇宙へと誘拐されてしまう。

26年後、ピーターは“スター・ロード”と名乗り宇宙を飛び回るキザでプレイボーイ、アウトローな盗み屋となっていた。

ある荒廃した惑星で盗み出した謎の球体“オーブ”が、実は“無限の石”のパワーストーンであり、やがて銀河の存亡をかけた巨大な悪の陰謀に巻き込まれていく…

オーブを狙った女性暗殺者ガモーラ、ピーターの賞金を狙ったロケットとその相棒グルートらと共に、ピーターは刑務所送りに。

脱獄とオーブの売値山分けのため、刑務所で出会ったドラックスを加えた5人は、バラバラながらも協力することになり…



大好きなんです、この映画🎞️

宇宙ものの映画がとにかく好き!

初めてスターウォーズを観た時の衝撃と感動は、今でも覚えている。

スターウォーズやスタートレック、宇宙もののすごい映画は数あれど、どれもシリアスで手に汗握りすぎるものばかり…

この映画は、ポップで、ぶっ飛ばしてて、はちゃめちゃで、でもカッコいい!

最高にクールな宇宙映画なんです。

70年代のロック&ポップスを、監督のこだわりと選曲で散りばめられたサウンド。

このサウンド構成が、とにかく素晴らしくて、ガーディアンズオブギャラクシーのクールだけどコメディ感漂う、どこか拍子抜けしてしまう人間臭い世界観を、これでもか!と形作っている。

キャラクターも最高で、エンタープライズに乗りたくて鍛えてきた者でもなく、フォースに選ばれたのでもなく、

みんな悲しく心痛む過去を抱え、それでも地を這って泥まみれで生きてきた“負け犬”たち。

“負け犬”でどうしようもない事にも手を染めてきたけど、“お人好し”で銀河を助けてしまう…

ヒーローぶってない、その不成者感、どちらかと言うと悪の臭いプンプンのメンバー。

それがたまらなく良い。


最初は、ジュラシックワールドで一目惚れした、クリス・プラット目当てで見出したシリーズ。

今ではアライグマのロケットの大ファンで、たぶん数ある映画のキャラの中でも、1番好きなんじゃないかな。

ブラッドリー・クーパーの声が、最高に合ってる。

シリーズを追うごとに魅力的になるロケットだが、一作目は最高にクサクサしててカッコよくてクレイジーでかわいいおねがい

なんだかんだ、めちゃくちゃ仲間意識強くて、大切にしているところも良い。

そのくせ、めっちゃ強がる。笑

メインキャラクターのデザイン、特殊メイクも素晴らしいし、サブで出てくる宇宙人、異星人たちも凝りまくったデザイン。

他にはない、宇宙ものの先端を行く世界観を築き上げた映画だと思う。


見どころは、やはりガーディアンズ達が仲間として結束していくところ。

一筋縄では行かないヤツらだからこその、通じるもの…傷ついた者同士、温かい絆を紡いでいく、その1作目。

それと、前述したサウンド!

クセになる70年代ポップスと共に、唯一無二のガーディアンズの世界観を体感して欲しい照れ



ここから、ガーディアンズオブギャラクシー2、3と続けてブログを書きたいと思います✨