“やさしい人たち”

雨つづきの東京、ようやく午後になって晴れてきた。

街のお花屋さんは、母の日の準備に大忙し。
カーネーションがそこかしこに咲いています。
みなさんは母の日って、具体的にどういうことするの？
肩もみ券とかお皿洗い券とか、渡していたような可愛い時代もあったけれど、
今私は母とは離れて住んでいるから、できることは限られる…
肩もみは、してあげられないから、ちょっと生活が楽しくなるようなもの、プレゼントできたらいいなと思っています。
心配やら迷惑やら電話やら、母にはなんでもかけっぱなしの私です（立派な弟を見ていると余計そう思う）
親というのはすごいね。離れていても考えていることが分かったりしてサイコ！と思ったりするもん。
家族というのはつい甘えてしまいます。
母の日とか父の日とか、どうしてあるのかなって考えたとき、
普段照れ臭くて感謝を言えない私みたいな人間のために、ちゃんと誰かが用意してくれたのかもしれない。


＊

今日は久しぶりにお友だちご夫婦と語らう。
近所なのにこんな素敵なところ、あったんだ。知らなかった。
魚をついばみながら、珍しくわたし、たくさん喋った。
ひとしきり自分の話をきいてもらったあと、「いいやん」と言われた。
「近況は、よい」。彼らがそう言うんだったら良いのだろう、って無条件に受け入れられる。
そう心から思える人がいるって、いいなと思う。
なんだか思わずにっこりしちゃう。

それにしても面白いね、
夫婦の形はいろいろだけれど、こんなにぴったりなふたりっているんだなぁって見ているだけで幸せになる。
持っている空気が地続きだ。
新しく生まれてくる赤ちゃんは、どんな子に育つんだろう。
上の男の子（ふたり曰く「かいじゅう」）は、赤ちゃんにどんな反応を示すんだろう。
考えるだけでワクワクする。
また、逢えるかな。


＊


明日、ブログでもたまに登場していた身近なスタッフさんが、手術。
うまくいくといいなぁ。

…そんなことをぼんやり考える、木曜日の夜。