先日、“命をつなぐバイオリン”の試写会に行ってきました!
バイオリンの映画ということで、葉加瀬太郎さんがトークゲストとしていらっしゃっていました。

時は1941年、ウクライナ。当時ソ連の支配下にあったこの国は、音楽教育に力を入れる中でユダヤの2人の天才を生みました。バイオリニストのアブラーシャ、そしてピアニストのラリッサ。

そして神童と呼ばれた彼らに憧れて仲間にいれてもらったのがドイツからこの国に来ていた女の子、ハンナ。この3人が仲良くなってゆく幸せに満ちた部分と、最後には戦争という大きく避け難いものに巻き込まれてゆく哀しさを描く作品です。

主人公のひとり、“エリン・コレフ”くんは本当のバイオリニスト。葉加瀬さんもお話されていましたが、バイオリンを経験した身として、実際に演奏しているかはすぐ分かるので、そういう部分でも違和感なく観ることができました。でも、演技も素敵で、時折みせる物憂げな表情は表現者ならではのものだな~なんて思っていました。

コレフくんの演奏も含めて、音楽が素晴らしいです!手がけたマーティン・シュトックさんは、“ニュー・シネマ・パラダイス”の巨匠モリコーネに教えを受けたことがあると聞いて納得。臨場感あふれる曲たちです。

…と言いたいことはたくさんありますが、これ以上お話しするとこれから観る方の楽しみを奪ってしまうので(笑)、やめておきます。さいごに…Twitterでも書きましたが、やっぱりこのユダヤ迫害の歴史を、ドイツ側が描いたというところに意味があるんではないでしょうか。繰り返してはいけない現実があった、このことを胸に刻まなければと改めて思いました。


わぁ久しぶりの長文!
レポートみたいだ(笑)

そうだ、ラジオのリスナーの方も駆けつけてくださっていて、嬉しかったです!感想も、また教えてください~。

この映画の公開は、少し先の2月です!皆さん、ぜひ観に行ってみてくださいね(*^_^*)