ご訪問ありがとうございます。
(乳)癌の臨床研究や臨床現場の医師の先生方
が、抗がん剤の副作用について、
きちんと書いて下さる確かな情報
(あまり、お見かけしない)は
頭の片隅に事前知識として持っておくと
患者も注意できるし、
有り難いですよね。
「患者さんと医療者が、
しっかりと伝え合うことが、
安全に治療するポイント」
自分用にメモ(転記)させていただきます。
◆よく使う制吐剤
として、
①5-HT3受容体拮抗薬
血糖値にあまり影響しない。
②ステロイド
ステロイドの副作用で糖尿病は有名。
③NK1受容体拮抗薬
これ自体が血糖値を上げる訳ではないが、
薬物相互作用でステロイドの代謝が
悪くなり、同じ量のステロイドを使用
していても血中濃度が1.5~2倍に高くなる。
その結果、血糖値が上がりやすくなる。
④オランザピン
副作用に高血糖があり、糖尿病患者には
禁忌
制吐剤の使用は一時的だから、
まったく糖尿病の心配がない人は、
糖尿病になることはあまりない。
問題は、糖尿病罹患者と予備群の方。
◆糖尿病に気をつける抗がん剤
・エベロリムス(商品名:アフィニトール)
・免疫チェックポイント阻害薬
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