ご訪問ありがとうございます。
3月7日に、
広島大学病院乳腺外科ブログに
角舎先生がお書きになられた記事を
リブログさせていただきました。
角舎先生がご紹介されていた、
虎の門病院腫瘍内科・高野先生の書籍は、
一昨年の初期の頃からの読者さんであれば
ご存知の通り、
転移疑いの影が映って、時期的にも、
いよいよ転移かな、と、
初期治療を振り返りつつ、
転移後治療について、より具体的に考え、
心を整理して、私自身が行き着いた心境
それが、当時も書いたように、
ちょうど購入して読みかけていた、
その書籍に、まさに全て書かれている、
「この本をお読みいただければ、
私が述べてきたことは、全て書いてある」
(と、皆様にも、ご紹介しました)
そういう書籍であり、
私が同病のブロ友さん、読者さんに
ブログ発信してお伝えしてきた根底、
重要な「心」です。
その前に、医療について燻っていた思い、
(手術不能な局所進行乳癌に関する
ドラッグラグ、
pＣＲしなければ予後が悪いのに、
薬剤が追加できない、
期待する薬剤がステージ３であるために
使えなかった無念)
はあったけれど、
ここ２～３年の
医学、医療の進歩を、メディア、ネット等を
通じてウォッチしてきて、喜ばしく感じ、
燻っていた思いはさらに昇華しているんだよ
ということもお伝えしたくて、
だいぶ振り返って臨床試験や薬事承認の
「進歩」を再掲してきました。
その中のメイン記事
でご紹介した、バイオマーカーのひとつ
BRCA、遺伝性乳癌について、
最後に過去記事を再掲し、
ちょうど、ブログ初期の頃からの
ブロ友さんが、ご自分の経験をブログに
書かれていたので、
リブログさせていただきました。
その後、玉石混淆の癌情報に惑わされない
騙されないためにも、
まずは、標準治療≒保険診療を知ろうよ、
との主旨で、
乳癌診療ガイドラインについて書いた
過去記事を再掲してきたところですが、
時々リブログさせていただいている
広島大学病院乳腺外科も、
上記の再掲記事
で書いた「診療基幹施設病院」
(という呼称なのですね)に認定された
との記事を発信され、
説明も書いて下さっていますので
リブログさせていただきます。
「
遺伝性乳がんの中で一番多いのが
BRCA1またはBRCA2に病的変異のある
「遺伝性乳がん卵巣がん症候群」ですが
（先日、
鈴木先生がブログで書きましたように、
日本人では乳がん全体の約６％の頻度
だそうです）
アンジェリーナジョリーさんのように、
遺伝子検査で診断された場合
乳がん、卵巣がんのリスクを考えて
「予防的切除」も選択できるように
なりますが、
この手術はどこでも受けられる
というものではありません。
このような遺伝性乳がん卵巣がん症候群
に関する相談から遺伝カウンセリング、
遺伝子検査、予防的切除手術や
早く乳がんや卵巣がんを発見するための
検査フォロー（サーベイランス）
を総合的に診療できる体制を
しっかり整備する目的で
一般社団法人
遺伝性乳癌卵巣癌症候群
総合診療制度機構（JOHBOC)
で施設認定を行っており、
この度認定をいただいたということです！
広島大学病院も
遺伝子診療部、乳腺外科、産婦人科
が連携して
遺伝性乳がん卵巣がん症候群の診療を
行っています。
遺伝性は全体の7～10％と少ないのですが
周囲にがんの方が多いなど、
ご心配のある方は
お近くのこういった
認定を受けた病院で
ご相談ができます。
」(転記させていただきました)
遺伝子検査は、
患者本人の問題だけでなく
関係する親族にどう伝えるか、
伝える側、伝えられた側の心の問題や
場合によっては、配偶者関連などとの
軋轢といいましょうか、
本人たちにとって、さらに辛い不利益も
発生しうる難しい面もあろうかと
思いますので、
まさに、お悩みの方は、
認定施設で専門家に相談するのが
よいかと思います。
しかし、まだ、そういった施設のない
地方もありますよね…。
くろまめさんのような方々のためにも、
全国的に整備されて欲しい、
医療の地域格差が減ることを
(それはそれで難しいとは思いますが…)
祈ります。
ー◆ー◆ー◆ー
2019/4/4 追記
5ch掲示板「癌闘病ブログ」(誹謗中傷、叩き
スレッド)の書き込み
0424 2019/3/31 9:31:14
地方で病院過疎でしょうしってのもなんか失礼
⬆迷っているならセカンドオピニオンに
行くことをお勧めしたけど、
地方だとセカンドオピニオンに行くのも
容易ではないだな、
似たような病状の方と知り合うのも
容易ではないし、更に不安だよね
と私は感じた、のでやり取りさせて
いただいたのですが…。
都市部と地方の医療格差も社会問題
医療の課題なのは皆様ご存知かと
思ったのですが…。失礼？？
0461 2019/3/31 18:29:53
＞424
また過疎地を強調
⬆？？
一覧が更新されておらず一年前では
あるけど、それによると
まだ存在しない県がたくさんあるので
書いたのですが。
くろまめさんのことは、この件で
リブログ紹介させていただいたし、
この記事をリブログしつつ
気になって再確認はしたので補記した
のですが…。
一連の再掲は医療の進歩、現状を書いて
いるのですが…
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