”がんを治したいなら早期緩和ケアなのに・・・” 大津秀一緩和医 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

直前の記事、


でご紹介させていただいた、
癌罹患者でもある緩和病棟の緩和医
ひまわり先生の記事を、

「早期緩和ケア」を推進されている
大津秀一先生(緩和医)がリブログして

乳癌の事例
治したいなら早期緩和ケア
をご説明されている記事を
ご紹介リブログさせていただきます。

大津先生の書かれている事例

50代乳がんの患者さん。

 

主訴

「治療がきついので、

   もうやりたくない」

泣きながら外来に来られました。

吐き気も四六時中ある、と。

 

診察し、アセスメントすると、

一番の問題は「うつ病」

うつ病の治療を行いました。

 

すると、「やっぱり治療を受けたい」と変わりました。

うつ病で心身の不調が極まり思考まで影響

されてしまっていたのです。

 

執拗な吐き気も完全消失

しました。


その後、

治療を続けられ、元気に生活

されました。

 

もし中断していたら、

その数年は

まるで変わっていた、

あるいはなかった

かもしれません。

 

ご家族との思い出もたくさんできた

とおっしゃっていました。

 

本来の望みに合った提案、

正しい提案をするので、

長生きにつながるのです。

 

もちろん逆に

やったほうが縮命するのではないかとか、

これはこう治療調整したほうが

長生きできるのではないか、

という時は、そういう助言を提案します。

 

治りたいならば

早期緩和ケア。

 

治らなくても

元気に長生きのために

早期緩和ケア。

 

本当に重要なことなのですよ。

 

私だけが言っているのではなくて、

国だって5年以上勧めている

のです。

 

がん対策推進基本計画(p43~)

 

専門家が少ないので、

早期から介入するのが

難しかったのです。

 

けれども私は専従でそれを行っていますから、知ってさえいれば、早期から受けられないということはなくなったのです。

 

ぜひ広まってほしいと思いますね。


(引用させていただきました

       共感箇所のフォントと色を私のブログ

       の定義で変えさせていただきました。

       あくまで私の理解と共感です。

       重要な医学的事実:青プラス面、赤マイナス面

         パープル:気持ち的に特に共感)

        


乳癌には総じて進行の速いタイプ

 (トリネガ、HER2陽性~中でもホルモン陰性~)

と総じて遅いタイプ

  (ホルモン陽性、HER2陰性)

があり、


ステージ3まででも

うつ病になる要因が若干異なるかも

しれません。

勿論、心の問題なので個人差が大きいか

とは思いますが…。


私はホルモン非反応の乳癌なので

ホルモン治療を行っていません。

ですから、ホルモン治療は経験がなく、

ホルモン剤の副作用については

分かりません。



が、


ルミナルAタイプ・ステージ4の方が

私に直接お話してくれた話の中に、


その方がご自分の経験を振り返って、


抗がん剤治療よりも、ホルモン治療を

していた時の方が精神的におかしくなって

いるように感じた、


私(みゆ)を叩いてくる人は、そういう状態

の人という可能性もあるよね…


と…。



リアル友人・知人の乳癌経験者、

サバイバーの方々は、多くが、


術式が温存か全摘か、

温存であれば残った胸の形(不満)の話や、

全摘であれば喪失感の話、


と合わせて、

ホルモン治療の副作用の話

(ホットフラッシュと精神不安定の話)


をされていました。


   (そうなんだぁ、と理解はできても、

    私は全く話が合わない孤独感

    だから、サブタイプもステージも明記して

    自分の思いをブログに綴っていたのですが、

    ~主題は、それだけではないけれど~

    多数の論理で心を抉られ、押し潰される…

    無いこと無いことも捏造されて、何としてでも

    頭が悪い、頭がおかしい、精神病の人が書いている

    ブログだと思わせ広めたいらしい執拗な叩き、

    ネットイジメで阻まれ続け…

    少数派の「心」は理解されることもなく…)



乳癌治療中の方の圧倒的多数を占めるのは

ホルモン治療中の方であり、


ホルモン剤の副作用による

うつ

が、癌そのものの不安に重なっている

可能性もあろうかと思いますので

(経験がないので分かりませんが…)



治療をやめる前に

一度、早期緩和ケアの門を叩いてみてから

でも遅くないのでは?


ホルモン非反応の私から見れば

予後は総じて良いわけで

完治する、あるいは長期生存する可能性を

高める標準治療(保険診療)が

あるわけだから、勿体ないなぁ


(患者集団の統計では、

 総じて予後の良い、生存期間の長いタイプであり、

 元々癌細胞の性質として予後が良いのか、

 ホルモン治療のおかげで予後が良いのか、は、 

 明確には判明していないはずであり、

 個々人については神のみぞ知る領域だとは

 思いますが、

 どちらの可能性もあるんじゃないかなぁ…と思うので

 勿体ないと感じる)


と率直に感じたこともあり、

お勧めします。


ーーー


この記事にも補記しておきます。


大津先生の文中の「正しい提案」とは、

「医療の専門家、専門の医師としての

   正確な知識、経験に基づく提案」

ということだと、私は理解しています。


「正しい」は神様の領域だと思うから。



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