(元投稿:12/28 19:30)
本庶先生のノーベル賞に沸いた
免疫チェックポイント阻害剤に比べれば
地味なニュースかもしれませんが、
抗HER2モノクローナル抗体(分子標的薬)
ハーセプチンが画期的新薬だったことを
知っているHER2タイプ乳癌患者としては
※しつこいようですが、私は効きが悪かった
1年内の転移の可能性が最も高いという
術後の客観的状況ではあった、
明らかに転移のあった腋窩リンパ節も
アクシデンタリー郭清できていなかった、
正確には、そう執刀医=主治医は言ってた
まぁ、あれこれそれらしい臓器に転移疑い
の影は映りつつも、
4年、転移は確定せずに生きています、
ハーセプチン正確には+活性化自己リンパ球
のお蔭だと思っています。
第一三共さんの抗HER2抗体薬物複合体
DS-8201も期待を持ってウォッチしており、
第一三共さんの次の抗体薬物複合体である
抗HER3抗体薬物複合体U3-1402の
12/6ニュースリリースも、
開発が順調に進んでいる
ようで喜ばしく感じ、
皆様にも共有させていただきます。
サンアントニオ乳癌シンポジウムで、
第1/2相臨床試験結果が発表されました。
◼対象
・HER3陽性の局所進行/転移性乳癌患者42名
※全身状態良好かつ
標準治療難治性、不耐容、または
利用できる標準治療がない
※HER2陽性:16.7%、
ホルモン陽性/HER2陰性:50.0%
トリネガ:23.8%
不明:9.5%
◼副作用(グレード3以上、発現率>10%)
・血小板数減少(35.7%)
・好中球数減少(28.6%)
・白血球減少(21.4%)
・貧血(16.7%)
・ALT増加(11.9%)
※重篤な有害事象 16.7%
副作用の出方はカドサイラと
似たような感じかな。
◼効果
・奏効率(腫瘍3%以上減少)42.9%
・病勢コントロール率(腫瘍増加20%未満)
90.5%
・奏効期間は中央値に未達
・無増悪生存期間中央値 8.3ヵ月
今日は仕事納めでした。
娘は塾に行っている(はず)😌
➡今さっき帰ってきた
明日から大掃除。
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