免疫療法騒ぎは文春オンラインの記事がお薦め | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。

本庶先生のノーベル賞受賞からの

免疫療法に関する報道合戦の
ここまでの流れや、

免疫療法の歴史及び事実については、

勝俣範之先生
 (腫瘍内科医~教授~、日医大武蔵小杉)
大津秀一先生
(「早期からの緩和」普及にご尽力中の
  緩和医、8月に自由診療を立ち上げ)

も引用されている、
文春オンラインの記事が
分かりやすい、と思います。


引用されている
医療ジャーナリスト鳥集徹さんの
記事内容は、


・免疫細胞療法を受けるにあたって
  様々調べたり、

・免疫チェックポイント阻害剤の
  臨床試験状況を
  期待を持ってウォッチし、

・今回の本庶先生のノーベル賞を
  本当に喜ばしく感じ、

・しかし、その後の
  免疫療法報道の流れを見て、
  何だかなぁ、、と感じてきた、

・免疫療法や新薬、新療法、医学の発展
  に期待する、
  予後の悪い乳癌罹患者である

私にとっては、


特に目新しいことが書かれているわけでも
ありませんが、

免疫療法をご存知ない方にとっても、
分かりやすい記事だと思いましたので、
ご紹介させていただきました。

記事の結びの

日本の大手メディアは動物実験の段階で
大騒ぎするのに、
第3相試験の結果をほとんどまともに
報道しません。
それが、日本のがん医療を歪める
大きな要因の一つになっていると
私は思います。

私も、そう感じます。

その報道を受けて、癌と無関係に
生きている人々が何らか勘違いしたり
それだけならまだしも、
患者や家族に軽く勧めてみたり、
患者や家族が怪しい医療提供者に
引っかかったり、

癌に罹患した上に、さらに煩わされる
ことも生んでいる大きな原因なんだろうなぁ
と感じます。

本庶教授の研究は画期的な成果と言えますが
がんの「免疫療法」はまだまだこれからで、
多くの人が安全に使え、
確実に効果を出していくには、
研究を重ねる必要があります。

まさに、仰る通りの状況だと思います。


今回のノーベル賞の報道によって、
多くの人に
がん医療の適切な知識が
広まることを期待
したいと思います。

私も一乳癌罹患者として、
心より共感、
切に期待します。