自家がんワクチンの話 セルメディシン上前洋二医学博士 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

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ご訪問ありがとうございます。

1/27に銀座並木通りクリニックで開催された
で聞いた内容をメモとして残します。

基本的には、同社のHPを見れば
出ている内容の、ポイント抜粋説明でした。

癌の手術をすると、術後の病理診断のために
必ず、ホルマリン漬けにして、
それをスライスして
「パラフィン包ブロック」を作製する。

病理診断の後で、癌組織は余るので、
それを、癌抗原(キラーT細胞が癌と認識して
やっつけに行くための目印)として使おう
というのが、自家がんワクチン。

インフルエンザワクチンの原理
   (ホルマリンで不活化した
   インフルエンザウィルス)
と同じで

ホルマリンで不活化した癌組織。

※私は、過去記事で書いたことがありますが
  小さい頃、インフルエンザの予防接種で
  40度以上の高熱が続き、
  死にそうになったことがあり、
  以来、インフルエンザの予防接種は
  していない…
    (しちゃいけない、と言われている
     訳じゃないが、怖くて出来ない)

            をしない理由

  インフルエンザワクチンと同様、
  との説明は、私の全く個人的な感覚で、
  う~ん、とマイナス感情が…
  しかし、癌は再発転移すると、
  インフルエンザのような、
  良く効く、治療薬がないからなぁ…
  元は自分の身体にあった癌だしなぁ…
  と気を取り直し、続きを聞きました(苦笑)


・脳腫瘍の中でも最も悪性度の高い膠芽腫
    の症例紹介(いくつか)

・再発が多いと言われている肝臓がんの
    再発抑制効果
    (2年のカプランマイヤー:母数18対21)

・乳癌骨転移
  ー   トリネガで寛解した症例
  ー   巨大な胸骨転移がcCR(17ヶ月)した症例
  ー  カプランマイヤー(20症例)

副作用
・一過性発熱
・注射局所皮膚紅斑・硬結(全例)
    ※ 注射した5箇所が少し大きめの赤く硬い
       ポツポツになってる写真
          (HPにも出てたかと思います)
    ※  「しばらくすると、かさぶたになって
         ポロっととれる」という説明だった

  「副作用はこれまで問題になったことはない

といったような説明でした。

文章では上手く説明できないけれど、
説明や、特に、その後の質問時の親身な
受け答えに、
好感が持てました。


庶民に150万円は高額だけど、

免疫療法を受けた方ならご存知の通り、
免疫細胞療法って、
期間限定の(3週間に1回)
約1年弱でも、最廉価でも200万円だった、
  ※2年半前だけど…

お高いクリニックで続けるとなると、
乳癌は、転移後の生存期間が長い人も
多いでしょ、皆、それを目指してるよね、

1000万円は軽くかかる、かも、
もっと長生きして続けるとなると数千万円
って考えると、

無理なく150万円を出せる方は、
まさに、梅澤先生が書かれていたように、
「ダメ元」でも、プチ贅沢で、
「自家がんワクチン」を試してみるのも
いいんじゃないかな、
という治療のように思えました。

一方、
過去記事で何度か書いていますが、

自由診療や代替治療については、
実施した全症例を母数とした、
効果の数値を明確に出して欲しいと、
私は思っていますので、
セルメディシンにも、
同じことを望みます。

それが説明に無かったのは、
私としては、残念に思いました。

まぁ、私自身については、
治療を受けるか受けないか以前に、
そもそも、
「パラフィン包ブロック」なるものが
残っているか、
残っているとして量が足りそうか、を、

主治医に聞くだけ聞いてみようとは
思います。

※自分自身のことだけ考えれば、
  そもそも、物理的に無理なら、
   検討する必要もないわけで、
   時間も勿体ない。
    ⬆術前化学療法で、腫瘍が縮小したので、
        量が足りないと思われる。
        術前化学療法前の癌の大きさであれば
        有り余っていたのですが…。

   3年前にも、北里研究所
     (こちらは、術後の生きた癌細胞を使う
       ものだった)
   やセルメディシンのワクチンを見て、
   治療前に知っていればなぁ、

        ⬆術前化学療法をせずに、手術を先に
            していれば、という意味で…

      ( 実際問題、皮膚を突き破るかも、
       胸骨傍リンパ節転移疑い、
       腫瘍マーカー超高値で遠隔転移するのを
       食い止めるために、
       一刻も早く抗がん剤治療をする必要が
       あった    
       ってところまで進行させてから
       受診したので、、
       知っていても、術前化学療法したのは
       結果的に良かったのだと思いますが、、
       そこまで進行させたのが、
       治療の選択肢を狭めたって思います)
       
   とは思ったので…

      (因みに、他人から紹介されなくても、
       自家がんワクチンは知ってましたよ
       梅澤先生のブログは3年以上前から
       読んでますし…)