手術について思うこと 出来てよかった❗(私の場合) 一文追記 | HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌ステージ3C 経過観察中シングルマザー

HER2タイプ乳癌のこと、治療のことなどを書き残しておこうと思います。温かい目で見守っていただければ、幸いです。アメンバー申請、コメント、メッセージ、リブログについては、「はじめに(私のスタンス)」テーマ内の記事をご一読下さい。

ご訪問ありがとうございます。
昨日書いた、下記の記事に、ハタと気付いた
ことがあり、大切な一文を追記しました。

【追記した文】
「※ただし、幸い、有り難いことに
  思ったより穏やかな癌だった
  のか、治療が思ったより効いたのか、
  2年半、画像上の遠隔転移はせずに
  経過しています。」  

  (私は、穏やかな癌と言われたら、
   幸い、あ~よかったぁ、と思います。
   このあたりの感覚の違いもあるのかしら?
   自分より進行の速い人から言われて、
   失礼だとは、私は、思いません。
   逆はどうかな?  もっと遥かに穏やかな、
   ホルモン陽性、HER2陰性、
   6年遠隔転移していない方から言われたら
   うーん、多少カチンときながらスルー。 )

ーーーーー

昨日書いた、「貴重な食情報」で、
不愉快だと書かれたことについて、
私の考えを再度書きたいと思います。

私のブログを、最初の頃から読んで
下さっている読者の皆様には、
何度も同じようなことを書くことに
なってしまい、しつこくて、すみません。

昨日、コメント下さった、ななこさん
 
  ※ななこさんは、アメーバIDなしの
     コメント者。
     (2018/10/13 テーマ見直しに伴い追記)

のような方もいらっしゃるので、、。

  (私のブログを最初からは読んでいない、
   私の病状を全く理解していないから、
   書けることではなかろうか、と、
   逆に思ったのもあり)

それに対する反論としても、
書いておきます。

私は、その時々、自分で確認・判断して、
乳癌の治療をしてきました。
だから、結果が期待どおりでなくても、
それも含めて、理解はしていましたので、
治療選択について後悔していることは、
ありません。

大きな反省点はありますよ。

乳癌も、遠隔臓器に転移して、そのまま
増大すれば、やがて死に至る  ってことを
全く知らなかった、

しこりを手術で切り取ってもらえば、
治ると軽く思っていて、
生命に直結する臓器じゃないから、
死ぬっていう感覚がなかった、

だから、しこりが6.7cmになるまで、
リンパ節に明らかなしこりができてても、
ステージ3C(腫瘍マーカーも振り切り)
になるまで、

子育てトラブルや仕事(トラブル)を
優先して放置してしまったこと。

それは、悔やまれる、というか
反省しています。

海老蔵さんじゃないけど、
「あの時の自分に教えてあげたい」

私のブログを最初から読んで下さった方は、
ご理解いただけるかと思いますが、

ひとたび病院に行き始めてからは、
乳癌健診のH病院も、紹介先のM病院も、
出会う医師、皆さん、本当に危機感を
持って、検査、治療を急いで下さった、
そう感じており、本当に感謝しています。

(後になって、自分に乳癌の知識が
 備わってきて、よく分かったことです)

ステージ3C、皮膚浸潤も疑われ、
腋窩リンパ節転移は確定診断
胸骨傍リンパ節まで転移疑い
(要は、リンパ節転移の範囲が広い、
  ってことです)

何より、乳房はパンパンに腫れてるし、
熱を持った感じだし、痒みもあり、
乳首は陥没、乳首から出血をしたことも
あり、、、

手術する前に皮膚を突き破ってしまうこと
を、自分自身でも、体感として、
かなり怖れる状態になっていました。

   ※全て、自業自得ですけど。

術前化学療法のFECが効いてくれて、
腋窩リンパ節のしこりはなくなり、
皮膚を突き破る怖れは遠のきました。

しかし、次のドセ+ハーセプチンで
腫瘍(腫瘤)は縮まなかった

そして、術前検査の結果、肝臓に影
映っていました。
(主治医は、形状から、癌の転移では
  なさそうだ、と言ってはくれましたが)

転移であっても手術はして下さい、と、
主治医にお願いしました。

主治医は、転移だとしたら、
(QOLのための手術だとしても)
今が最後のチャンスになるかもしれない、
と言いました。

それ以上の肝臓の精密検査はせずに、
 (エコーだけはしましたが)
手術をしていただきました。

今は、振り返って書いているから、
淡々と書いていますが、

手術できるかどうか
(したいかどうかではない)
ギリギリの状態でした。

私は、
手術で切り取ってもらうことを目的に
病院に行った
  (その程度の知識しかなく、手術が出来ない
   ということは、想像していなかった)
のですが、

事態は深刻だと分かり、
初診時の説明で、既に、

精密検査の結果、遠隔転移していたら、
根治手術はできない、
という説明も聞きました。

でも、たとえ遠隔転移していても、
QOLのために手術はして下さい、
とお願いしたのです。

怖いのもあるし、助けてくれる身内なしの
シングルマザーで、娘はまだ中1、
乳房の癌の手当てをしながら、
子育て、仕事をしていくのは、
かなり困難だと想像できました。

そういう背景、そういう状況、
そういう感覚ですから、

手術できたのが、
本当に本当に
有り難かったです!!

そういう感覚の、ステージ3B、C、
いきなり4診断だった方、
私のブログの読者さんには、かなり
いらっしゃると思います。

私は、癌は切り取って欲しい、それが
一番、確実に、切り取った場所の癌は
いなくなる、と思っているので、

これも過去記事をお読みいただければ
既に書いたことですが、
ハルステッド手術(全摘より、さらに広い
範囲でリンパ節含めて切り取る)が
できないか、
主治医に、2度確認しています。

これも過去記事に書きましたが、
もしも、早期であっても、私は全摘を
選びます。
感覚的な気持ちの問題と、放射線治療を
受けなくて済むのであれば、
それに越したことはないから。

以上が、私の乳癌手術に関する考えです。

手術出来るものならした方がいい、と、
お勧めしますが、
それは、しない選択をした人を否定する
ものではないことも、
吉野実香さんのリブログ記事等でも、
書いたつもりです。

それぞれの人が、
正しい知識を持った上で、
自分で納得のいく、
後悔しない、
治療を(あるいは無治療を)
選択すればいい、

と思っています。

昨日、私の記事に対して、
「なので穏やかな癌ちゃんだと思いますが
※ただ、私には、Mさんがそこまでする
  動機となった、「温存手術ができない」
  という、(温存できてたら、手術してたん
  ですよね?)乳房への拘りが一切ないので、
  (私は、たとえ早期でも全摘以外、
  考えられない感覚なので)
  そこは、価値観が全く異なり、まず、
  手術は最優先事項と考えますが、
  人それぞれですものね。

この部分も非常に失礼に感じます。

尊敬するといいながら、おだやかな癌だと
思います。などと書いてみたり。

乳房への拘りが良くなかった
んではないかと書いてみたり。

不愉快極まりないです。」

という、
ななこさんのコメント

3点、いかがなものかと思います。

▼1点目
私は、
乳房への拘りが良くなかったんではないか
とは、一言も書いてないですよ

逆に、
それを書いていらっしゃる
のは、ななこさん、
あなたであって、
Mさんにも、私にも、
失礼だと思うなぁ。

私の考え方は、過去記事
「手術が先か抗がん剤が先か」
で書きましたが、再掲します。

ーーーー 再掲はじめーーーーー

治療は、ある意味、博打みたいなもの。

効くか効かないか、
後遺症や副作用の
出るか出ないか、

やってみないと
(やらないでみないと)
結果は分からない、

選択した、
どちらか一方の結果しか、
結果的にも分からない。

自分が納得できるかどうか、
治療を施す先生を
信頼できるかどうか、

決め手は、それだけのような気がします。

ーーーーー  再掲おわり  ーーーーー

▼2点目

私の癌、確かにしこりを放置したのは
あるけど、1年、いや半年で、
一気に大きくなった感はあり、

それと比べても穏やかに思うし、

一般的にも、

ホルモン非反応ってのは、
予後のリスク因子にも入っていて、

ホルモン治療できるってことは、
穏やかな癌ってことです。

まだ、癌の種類の検査結果が出る前に
術前抗がん剤治療を勧めた主治医に、

「ホルモン陽性だったら、ホルモン治療
  できないですか?
  抗がん剤より副作用が少ないと
  友達から聞いたのですが」

と聞いたら、即却下され、言われました。

ホルモン陽性でも、
 ホルモン治療じゃ、
 この癌の勢いは
 止められない。
  まず、 抗がん剤を使います。

ホルモン治療ができる状態
って、穏やかってことです。
乳癌の一般知識だと思います。

残念ながら、私には、ホルモン治療は
選択肢としてありません。
それが残念に思う相手の気持ちも、
思いやれないでしょうか?

因みに、
既に、抗がん剤+全摘手術+放射線治療も
全てした後の状態で、
(治療前じゃないですよ)
転移しない確率3~4割、
「ここまで治療が効いて、転移しない可能性
  が出てきたんだから、医療者としては、
  もっと喜んで欲しいと思ってる
  思うなぁ。」
 (セカンドオピニオンの先生の言葉。
  様々、知識を得て、私もagreeです。)

私が、転移するとして、転移の可能性が、
最も高いのが、1年内、
次いで高いのが、3年内。
 (私が信頼する、主治医の見立て)
※HER2タイプにとって、
  頼みのハーセプチンの効きが悪かったので。

こういう癌を、穏やかでない癌、
と言うのです。

※ただし、幸い、有り難いことに
  思ったより穏やかな癌だった
  のか、治療が思ったより効いたのか、
  2年半、画像上の遠隔転移はせずに
  経過しています。
   

▼3点目

乳房に何の拘りもない、
乳房損失感のない人もいるんです。
脱毛も、殆ど、何とも思わない人も
いるんです。

おかしいですか? ご自分と違う感性だと。

そういう多様性を否定して、
自分の感覚、感情を押し付けて、
「不愉快極まりない」までコメントし、

他人のブログ記事を削除しろ、
とまで、要求コメントするのは、
いかがなものでしょうか?
ここは、私のブログなのですが、、。

ーーーーー

ななこさん、あなたが、「私のブログ
に対して書いたコメントは、
私には不愉快極まりない、
しかし、「私のブログ」だから、
私はスルーするわけにいかない、

あなたは、不愉快だったら、
読まなければよい、という選択がある、
そう思います。

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「ななこさん」というのは、
アメーバIDなしのコメント者です。

今振り返れば、
5ch掲示板の、癌闘病者叩きスレッドである
(闘病ブログを書く者へのネットイジメ)
「がん闘病ブログ」、「癌闘病ブログ」
スレッドへの書き込み者と同質ですね。

ご自分のことは何も述べず、
他者(私)ブログに、さらに第3者(Mさん)の
ことに対する私への批判を書く。

Mさんは、厳格なゲルソン(きちんと原本も
お持ちで)や
温活、癌を経過観察してもらっていること、
食と癌の関係を観察して記事発信している
ことに「共感」し、「尊敬する」と、
リブログさせていただき、
私とは治療選択や価値観が異なる点は、
誤解のないよう書き添えてはいました。

(私は、私の価値観としては、医学的根拠
 ~エビデンス~に基づき、私と同様の
 HER2陽性やホルモン陰性の乳癌、
 すなわち進行の速い乳癌や若い方々には
 早期発見、 早期手術をお勧めはしますが、
 進行の遅いタイプの乳癌の中には、
 必ずしも寿命までに致死的には進行しない
 「がんもどき」があるんじゃないかな
 とは思っています。でも、致死的に進行
 するかしないかは、本人が死ぬ時になって
 みないと分からない、
 患者本人が納得して後悔しない治療あるいは
 無治療選択をすればよいと思っていますし
 書き続けてきています。)

 ななこさんのように、どっちかが「正しい」
 といった多様性を認められない方々、
 どっちかを「正しい」と決める?方々から
 記事本題(食情報)でない、違いの部分に
 ついて誤解をされ、批判、叩きかれ続けた
 のです。

 その始まりが、ななこさんでした。

(紫字 2019年2月22日追記)