お疲れ様です。
悲しいお知らせがあります。
先日3月25日に、最愛の兄が死去しました。
その日は私の家に来てくれる予定で、兄も私も逢えるのを楽しみにしていました。
兄は道中に
大動脈解離、心筋梗塞となり、恐らく意識なく車はあらゆる所にぶつかり、追突事故も起こしてしまいました。
兄も被害者の方も救急搬送され、被害者の方は何とか軽傷との事。
兄は心肺停止状態で救急搬送されましたが
救急病院にて蘇生の措置も叶わず
息を引き取りました。
実家の母がタクシーで先に病院へ向かって下さいました。
私は仕事中に救急隊員の方から何度も連絡があり、事故を起こしたこと、緊急搬送される事、救急車内で1度心肺停止を起こした事などを聞かされました。
あまりの事にパニックになり
高速走行中でしたが、パーキングに飛び込み、しばらく走ることが出来ませんでした。
兄の生存を祈りながら、張り裂けそうな気持ちで、何とか仕事をしていました。
先にタクシーで病院へ駆けつけた母から
連絡が入り、蘇生措置をしても、もう回復することは無いと·····無かったと·····
死去という現実を聞き、あまりの事に過呼吸状態となりました。
どうにか仕事を終え、会社に事情を話して
会社を飛び出しました。
距離が遠いこと、道路も渋滞したりで、病院に着いた頃には
夕方過ぎとなっていました。
病院にて警察からの事情聴取、そして、兄と対面をしました。
大動脈解離で口の中、鼻は血の海···
夕方には私の家で逢えるはずだった兄·····
変わり果てた痛々しい姿·····
私は兄にすがり号泣しました
私は兄より優しい人に逢った事がありません。
自分より家族、妹の私、友人、親友を大切にし
親孝行の為に家を買い、両親、家族の為に生きてきました。
ここに語り尽くせないほど、優しい親孝行な兄でした。
1月に癌で死去した父の介護、看病も必死にやり遂げ
喪主として立派に葬儀も終え
実家の片付け、父の遺品整理·····
家事全般もこなし
手術した肩のリハビリ·····
母の病院の送迎·····
兄はやっと、これから自分の人生を生きるはずでした。
50歳でした。
父が亡くなり2ヶ月で
兄まで·····
母も憔悴し、私は母を支えながら
警察、病院、怪我をさせてしまった相手の方へのお詫び、対応·····
親族への連絡·····
葬儀社との打ち合わせ·····
実家には兄の面影だらけで
何を見ても兄を思い出す物ばかり。
悲しく辛く、気が狂いそうです。
兄は病院から警察に移送され、翌日、葬儀社の車にて葬儀社の施設で安置
先にエンバーミング、身体の清掃などをして頂き
それから自宅へ帰る·····という段取りです。
今でも信じたくない
兄が亡くなって
母は実家で一人ぼっちになってしまう·····
まだ先の事は決めかねますが
母を1人には出来ません
私が兄に変わり母を守っていきます
苦しいけれど喪主として
母を支えながら
兄を見送りたいと思います
兄に変わり、事故の被害者の方へのお詫び、補償を精一杯させて頂く所存です。
父の時同様、家族葬となります。
まだ、やらなければならない事が山積みです。
辛い話を読んでくださり、ありがとうございました。
皆様、どうか安全に。
ご自愛くださいね。