ひとつの作品として完成しているドラマにたいして
もしも…あの時…
なんて、別の結末を想像するのは、ドラマを作り上げた関係者みなさんに非常に失礼で邪道なことだとは思いますが…
もしも、沙良と青年がつかの間の幸せに浸ってる短い間に、沙莉ちゃんの心臓移植が幸運にも行われることになり、成功してたとしたら
青年は自分も手術を受けて沙良と生きていく未来を選択していただろうか?
沙良も、母親という檻から抜け出して、青年と生きていく未来を選んでいただろうか?
もしもこのドラマがもっと単純な恋愛ドラマだったとしたら…
沙莉ちゃんの移植が無事に成功して落ち着いたら、青年も手術を受ける決意をして、無事に成功。
名古屋から駆け付けた青年の家族とのわだかまりも解消され、青年と沙良さんの結婚も祝福してもらう。
移植後、普通の生活をおくれるようになった沙莉ちゃんは、佐伯パパと暮らすことを選択。
もともと沙良が青年に恋をして結婚したことには賛成していた沙莉だから、一人になってしまう佐伯パパと一緒にいてあげようと考えるのではないかと思う。
沙良とは、母娘であり親友であり、という良い関係が続いて、頻繁に連絡をとっては一緒に出掛けたりするんじゃないのかな?
そして、青年と沙良さんは…
絶対にNOと言わないゲームを続けたり、どっちが長く息を止められるか競ったり、互いの寝顔を見つめ合ったり…
バカップル全開な新婚生活を楽しみながら、穏やかな日々を過ごしてくれてたら…いいな。
私が考えるハッピーエンドは物凄くありきたりで、ドラマにはならないくらいにベタだけど、大好きな青年にはベタな幸せを掴んで欲しかったなと思いました。