3月13日(金)
朝6時起床。
昨夜は眠剤をのんで就寝したので、緊張していたものの比較的眠れた感はあった。
13時半の手術予定なので朝食なし、飲み物は9時までにOS1を最低でも300mlを飲んでくださいとのことだった。
9時に浣腸。
何度もトイレに駆け込む。
そして手術のための点滴を入れられる。
同時に手術着に着替え。
12時前に付き添いを頼んでいた母が病室に到着。
私よりも緊張した顔つきで現れた。
看護師から手術の時間が少し早まる予定と報告を受ける。
遅くなるよりも早まったほうがいい。
12時50分手術室から呼ばれ、看護師とともに歩いて4階の手術室に向かう。
広くて大きい手術室。
真ん中にやけに小さい手術台。
手を借りながら横になる。
酸素マスクを付けられて、心電図を付けられて…
『では麻酔のお薬をいれますね~大きく深呼吸をして~…』
名前を呼ばれ麻酔から目を覚ましたときの第一声が、
『いま何時ですか…』
『17時40分ですよ~無事終わりましたよ~』
あぁやっぱりそんなに時間がかかったんだなぁと、意識朦朧の中おもった。
意識がはっきり戻ったのは病室に戻ってからすぐ。
母が緊張した面持ちで、
『がんばったね~ よくがんばったね~』
と、幼い子供の頭を撫でるように何度も触れた。
私はやっと終わった…という気持ちと安堵感から、静かに泣いた。
頬に涙がつたう。
それを母が手で拭ってくれた。
母はどんな気持ちでいまここにいるのだろう。
どんな気持ちで手術のあいだ5時間弱も待っていたのだろうと、ふと涙しながらおもった。
完全に意識が戻り頭も冴え始め、ふつうに会話できることに自分でも驚いた。
そのときはまだ痛みもまったく感じず、いろんな管が繋がれて、その状況に超病人みたいにおもえて、おもわず苦笑した。
手術室に向かうまえに母にひとつお願いをしていた。
術後に先生からお話しを受けるとき、許可をいただいたうえで、私の子宮と筋腫を写真に収めてほしいと。
母はのけぞってそんなの見れないと一旦は断ったけれど、私は生でそれを見ることはできないし、自分の体の臓器の一部なのだから、自分の目で確認したいからと訴えて撮ってもらった。
‘‘子宮全摘+卵管切除‘‘
撮ってもらった写真を見て、気持ちわるっ!! という気持ちと、かなりいら~っとしてきました。
こんなのがお腹の中にあったなんて…
こんなので手術するはめになって…
と、いろんな感情が…
筋腫はこれだろうとなんとなくわかるけど、どれが子宮でどれが卵管なのか、いまだにさっぱりわかりません。
説明を聞いた母は動揺してはっきり覚えていませんでした。
410g
見ため以上に以外と軽いなと感じました。
これは自分の記録なので写真を載せます。
もしこのブログを読んでいるかたがいらっしゃって見たくないというかたは、ここで終わりにしてください。
かなりグロテスクです。
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