でした。
母親が生きていた時は、それなりの普通の家でしたが、亡くなった後、ゴミがどんどん増えていき、あちこちに缶ビールの空缶や焼酎の空瓶が転がり、そのうちお弁当の食べた後の容器もあっと言う間に積み重なっていきました。
私は別に住んでいたので、たまに実家に帰ってはゴミ袋10袋以上のゴミを捨てていたのですが、ある日シニアから
「もうやめてくれ。扱わんでくれ。触らんでくれ。片付けるなら、俺が死んでからにしてくれ!」
と言われたのを機に、実家に行かなくなりました。
実家を売却することになり、久し振りに実家を訪ねたところ…
玄関を開けてすぐからゴミの山で、あまりの衝撃に吐き気がしたのを覚えています。
気が狂ったようにゴミをゴミ袋に入れまくったのですが、入れても入れても、何も変わらない。
それどころか、ドアが開かない部屋がある…
そこは兄が占拠していた部屋で、ドアの隙間から中を覗いたところ、食べた後のゴミの山が天井近くまで山積みになっていて、どうやらそのゴミの上で兄は生活していたようです…
そんな状況で、私一人が奮闘しても何も変わることはない。
意を決して、実家の物はすべて廃棄業者に頼んで処分してもらいました。
アルバムも、手紙も何もかも。
もうなくなってしまいました。