2013年発売のGalaxy S4(SC-04E)は既にサポート切れで、セキュリティ・アップデートが提供されません。
そこで、カスタムROMのLineage OSを入れて、セキュリティ面で最新状態にして使っています。
Galaxy S4(SC-04E)に非公式カスタムROM
https://ameblo.jp/miyou55mane/day-20180327.html
Galaxy S4(SC-04E)にカスタムROMβ版は失敗
https://ameblo.jp/miyou55mane/day-20180329.html
Galaxy S4(SC-04E)に非公式カスタムROMは真っ黒
https://ameblo.jp/miyou55mane/day-20180330.html
いろいろ試したのですが、セキュリティ面で最新版(OTAアップデート可能)の国際版(jfltexx)を使っています。
でも、国際版の難点はカメラが使えないことです。
lineage-14.1-(日付)-nightly-jfltexx-signed.zip
https://download.lineageos.org/jfltexx
Docomo版(jfltedcm)ならカメラが使えるのですが、アップデートが1年近く停止状態で、最新版は以下です。
lineage-14.1-20171222_090255-UNOFFICIAL-jfltedcm.zip
https://androidfilehost.com/?w=files&flid=204530&sort_by=date&sort_dir=DESC
前回、他のROMも試したのですが、起動できず失敗に終わりました。
半年余り放置していましたが、今回ダメ元で新たな実験を行いました。手順は以下です。
(1)スマホ(Galaxy S4)からTWRPを起動し、「Backup」⇒「Boot」 を保存。失敗した時に元に戻す為です。
(2)PC上で、lineage-14.1-20171222_090255-UNOFFICIAL-jfltedcm.zip を展開し、「boot.img」を抽出。
(3)PC(Debian)とスマホをUSBで接続し、「設定」⇒「開発者オプション」⇒「USB設定の選択」⇒「MTP」
でスマホの内部ストレージにアクセスし、「boot.img」をPCからスマホにコピー。
【注】「開発者オプション」は、「設定」⇒「端末情報」⇒「ビルド番号」を7回タップし有効化します。
Linux(Debian)なら、ドライバーを入れなくてもAndroidスマホと接続できるので便利です。
(4)スマホからTWRPを起動し、「Install」⇒「Install Image」⇒「○ boot」⇒「boot.img」 を選択し、スワイプ。
恐る恐るスマホを再鼓動すると、Lineage OS 14.1が無事立ち上がりました。
従来、国際版では使えなかったカメラも、機能しています。実験大成功です。
「端末情報」を確認して見ると、国際版(jfletxx)のバージョンで、セキュリティレベルも同じです。
OTAアップデートも正常に機能しています。
でも、アップデートすると元に戻り、カメラが使えません。
もう一度、上記手順の通り、「boot.img」 をTWRPから焼き直す必要があります。この点は少し面倒ですね。
起動時にDocomo版(jfltedcm)の「boot.img」を使っただけで、カメラも機能するようになるとは驚きです。
この方法は他にも使えそうですね。。。
魂を入れ替え活かすカメラかな