腕の違い

　釣り宿の「大型イサキ爆釣」の文字に我慢できず、６月１８日（日曜）イサキ釣りに行ってきました。

　船宿には早めについたのですが、船の後ろにはもう竿が並んでいました。２日前に師匠がイサキ釣りに行ってきて、「船の後ろのほうがよく釣れていたよ」という情報を得ていたのですが、残念ながら席は確保できず、胴の間一番前といういつもありがちな席になりました。さすがに同じようにホームページに踊らされた人が多く、１隻に３０人というおまつり覚悟の釣りとなりました。さすがに中乗りさん２人体制をとってくれていました。

隣に座った人に聞くと、他の船宿は電話したときにはすでに満席で断られたということでした。

５時３０分出船。約１時間で到着、さあ釣り開始です。仕掛けはグリーンスキンの２本針が配られました。

スタートから自分の約１ｍ隣の人は爆釣・・・なんか以前もこんなことがあったような・・・自分から後ろの人たちは全く釣れず。自分より前の人たちのみ釣れているだけ。自分はその境目。ということで、大型イサキ４匹で終了。サバはかかっても、周囲の人たちとおまつり大会にて、水面で逃げていくパターンで船の上には上がらずでした。さすがに中乗りさんは大忙しで、「餌の補充は自分でお願いします」といわれてしまいました。

隣で爆釣している人の技を盗もうとみていると「棚で仕掛けを止めて、ゆっくり大きく２ｍぐらい誘い上げ、そのままゆっくりと誘い下げるを２回繰り返し、しばらく待つ」というふうでした。また、手返しがすごく「すばらしい」の一言です。真似をしてみたのですが、なかなかうまくいかず、でも、何かヒントになりそうな気がして、いろいろ試してみたくなりました。腕の違いを痛感した1日でした。やっぱり奥が深い。

　最後に船長から「今日は前のほうの人ばかりがよかったです。昨日は後ろばかりでした。（ということは2日続けて後ろ）イサキはこのように同じ船でも場所によっていい悪いが出てしまいます。これがイサキです。今日は、腕の違いよりも運で釣果が左右されました。」という放送がありました。でも、前に座った自分は、「腕の違い」に間違いありません。

そして、船宿のブログには「今日も爆釣」という文字と前のほうに座ってたくさん釣った人たちのにこやかな顔が・・・。