16日は「カントリーズえざおVS福田  どっちが面白いか真剣7番勝負」ライブだった。

カントリーズのえざおと福田が大量のミニゲーム(タイトルでは7番だが、語感の良さのみで決められたタイトルなので、実際は15試合)で面白さを決めるという誰も興味がない、世紀の凡戦ライブ。

ライブ内で行われる対決企画の7割を考案させて頂いた者として、さらにはレフリー兼MCとしてライブを盛り上げようという気持ちで溢れていた。

まず最初の対決企画「1キロの氷、1分間でどれだけ溶かせるか対決」という過疎化が進む村が起死回生で村祭りを盛り上げるために考えたどうしようもないイベントみたいな企画。

試合開始、えざおが上半身裸で1キロの氷を抱きしめ、両腕を使って高速で擦り出すと氷が一瞬で溶けて大量の水が体から溢れ出した。それを見た時に、私はライブの成功を確信した。
思わぬ所で意外な特殊能力を発見。氷を抱きしめると一瞬で溶かせるって、すごい能力者じゃないか。アベンジャーズの中に紛れてても不思議じゃない。



その後も愚にもつかない下らない企画のオンパレード。

「フリスクの中に入っている小石を食べたら駄目対決」では豪快に雑菌だらけの小石を噛み砕くえざお。

「睾丸にぶら下げた紐、どっちが重さに耐えれるか対決」では睾丸に紐をくくりつけ(お客さんには見えないよう勿論パンツ着用)、紐の終端にはカゴを結び、そのカゴの中にどれくらいの重りを乗せられるかを競った。
1.85キロという好記録を出した福田に対して、えざおが堂々の「2キロの重りを乗せろぃ!!」という豪快発言。
2キロの重りを乗せた瞬間、劇場全体に響き渡るえざおの悲鳴。
阿鼻叫喚の地獄の中、4キロまで耐えるえざおと歓喜する観客は、まるで暴力団の新年会みたいだった。

「どっちの親が大喜利面白いか対決」、「師匠の画像、おもしろ編集対決」、「目隠ししてしばき合い対決」などの下らない15個の対決を終え、勝敗はドロー。次回の対決に持ち越しという結果になった。



張り切り過ぎたカントリーズは翌日、福田は高熱を出し、えざおは腰を痛めていた。

そりゃそうだ。氷を抱きしめた後、雑菌だらけのフリスク食べて、金玉で4キロの重りを持ち上げたら体壊すに決まってる。

改めてレフリーとして結果を言おう。どっちも負け。



今日思った事:応援したくなる競走馬の名前:「ダイカゾク」「エーディーエスエル」「ソニン」「マケタラバサシ」



今後の主な予定:6月19日「オキシジェンが90分師匠ものまねをするライブ」  場所:新宿ゴールデン街劇場    開演:19時半  料金:千円  

6月21日  「ツギクル芸人グランプリ予選」
場所:新宿角座