4ヶ月前に「細かすぎて伝わらないモノマネ」が復活するという事を聞き、相方が私に言ってきた。

「お前もちろん井脇ノブ子でエントリーしたんだよな?」

もちろんしていなかった。
言われなければやらないのは小学生の頃から変わっていない。


「あ!しまった!!エントリーしてないや。じゃ、ネタ作らないとな」

そう言って急ピッチで井脇ノブ子ネタを作り上げるも、1人では不安なので相方も参加できるよう何かネタを作った。
その何かというのが、漫才協会の師匠モノマネだ。

「細かすぎて伝わらないモノマネ」というのは、全国数千組がオーディションに参加し、3次〜7次に及ぶネタ見せによりセレクションされた50組がオンエアを許される、いわば物真似芸人さんの甲子園。

そんな番組のオーディションで漫才協会の芸人モノマネが食いつかれ、2次オーディションの切符を手に入れた。


畑違いの我々が食らいつくには、大量のネタを作るべきだと感じ、毎オーディションごと15本ずつのネタを披露した。

それからというもの漫才協会のあらゆる師匠のネタをI phoneで録画し研究して、違和感を探しまくった。
相方とネタを作っている時も、久しぶりに楽しくネタを作れた。何も考えずに悪ふざけをしていた学生時代のあの頃を思い出せた。(※あの頃というのは私が留年をしていた頃)

そしてネタが出来上がれば、誰かれかまわず、モノマネ芸人らしく楽屋で披露した。

思いつく限りのネタを作り上げ、オーディションで作家さんとディレクターさんに玉石混交のネタを精査してもらった事は本当に感謝しかない。


で、オンエアまでして頂いた。
本当にありがたい。

そしてこのネタをやる事を、快く許してくれた『おぼんこぼん』師匠にも感謝の一言だ。


さらに今回、世に出なかったが他の師匠のネタは作らせて頂いた。
もしそれを我々が、どこかで披露することになった場合はどうか怒らないで欲しい!!

なぜなら根底に流れるのは、少しでも色んな人たちが漫才協会に興味を持ってくれればという善の気持ちから湧き出たものなので!!

なにとぞ!ご理解のほどを!!

ただ我々以外の芸人が、オキシジェンの事を馬鹿にするようなモノマネをした場合は全力でいびりますが…。




今日思った事:
デートスポットのゆるい展示展、15分くらいで見終えられる。