本日は東洋館。

東洋館のゲストは「ジャガーズ」さん。

ジャニーズジュニアやジャニーズのアイドルの細かい物真似をして、テレビや営業などに引っ張りダコの先輩。



そんなジャガーズさんは昔ホリプロに所属していた。
我々が入った時に、すでにもう先輩として存在していた。その頃はジャニーズの物真似はしておらず、観る人を選ぶようなバリバリとんがったネタをやっていた。

その頃は「永野」さんもホリプロにいて、永野軍団なる派閥をホリプロ内に作っていた。
永野軍団の構成員はジャガーズさん、ホリさん、レオちゃんといった芸人。

特に何かユニットライブをする訳ではないのだが、いつも一緒にいるのでホリプロ芸人の間で「永野軍団」と囁かれていた派閥だ。

当時の私はライブには出れず、手伝いばかりに明け暮れていたので、いつも舞台袖やネタ見せで永野軍団の観る人を選ぶようなエッジの効きまくったネタに「すげぇなぁ…」と関心していた。

そんな手伝いしかしていない我々にもジャガーズさんは人懐っこい笑顔で話しかけてくれて、ネタ見せでも僕らのネタを褒めてくれた。

いつしか時は流れ、ジャガーズさんがホリプロを去り、永野さんがチーフマネージャーに「ネタの面白さがようわからん!」と言われクビを切られ、ホリさんが「ものまねバトル」でブレイクし、永野軍団は瓦解した。


で、10数年の時が経ち、ジャガーズさんはジャニーズの物真似を開眼し、テレビにちょくちょく出るようになった。



そして、今日東洋館のゲストでジャガーズさんがやって来た。
舞台の照明席から、真っ正面でジャガーズさんのネタを食らいついて観た。

舞台は沸きに沸いて、大盛り上がりだった。
袖では相方のバカ笑いが響き渡っていた。

あの頃とは全く違うネタをやっているジャガーズさんを観て、私は感慨に浸っていた。
名は体を表すというが、「ジャニーズのネタをやっているジャガーズ」という名前は覚えやすいし、キャッチーだな。すげぇなぁ…。

ネタの内容は変わったけど、昔と変わらずブレずに自分が好きなお笑いをやっているかっこいいジャガーズさんが、そこにいた。


舞台が終わり、ジャガーズさんに「面白かったです!」と言うと相変わらず人懐っこい笑顔で照れたように笑い、「また飲もうね」と言ってくれた。

すると、楽屋に師匠が入って来て、デカい声が響き渡る
「いや〜!面白かった!!うん!よかった!今度さ、東洋館でライブやるんだけど、是非出てよ!!ポスターはもう作っちゃって、名前は載せれないけど出てくんない!!!」

ビッグボーイズのなべ師匠だ。

「面白かった!次の舞台でもうパクっちゃう!ガハハハー!」

悪びれず、無邪気に笑っていた。
まさに大きい少年だ。名は体を表す。








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物語って、何??
ストーリーなの?
心も温まるの?