昨日は浅草公会堂にて「漫才大会」

朝9時にロビーに集合すると、漫才協会の全芸人が勢揃いし注意事項を聞く。

ゴッドマザー内海桂子師匠の号令により、今年も「漫才大会」が始まるのだなと実感する。

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オープニングアクトのタップダンスの練習をし、ネタ合わせをしていたら、あっという間に本番を迎える。

タップをすまし顔で行い、袖に戻ると袖で見てた芸人たちから「お前だけ違和感ありまくりだぞ!」や「動きが変だったぞ!関節丸ごと芸人なのか」と冷やかされる。
そして、すぐさまネタの出番。

無事に出番を終え、楽屋に戻り弁当を食べる。
すると、なぜか私の弁当の米だけ異常に固い。雷おこしくらい固く、箸で刺したら、ベローンと一気にめくれるくらい。
なんだよ…ちくしょう…と思うも、その固い弁当で空腹を満たす。

で、すぐに休憩明けMCをして、一服してたら、あっという間にエンディング。

1時間押しで終わったので、またすぐに夜の部スタート。

オープニングアクトで私だけ袖の芸人に嘲笑され、ネタをして、MCと。
くたくただった。

が、私だけでなく、他の人たちも疲れていた。
トイレで御年80歳の「ナンセンス」の原田師匠に遭遇した時、軽く挨拶をして用を足した。ふと隣の原田師匠を見たら、全て小便器の外に小便をしていた。
「わぁ!!師匠!全部外に!!小便が届いてません!!」
「え!?あぁ〜〜。いいんだよ!」

よくはない。
疲れているのだろう。もしくは老いかもしれない。

疲労困ぱいで二度目のエンディングに向うため準備をしていると、若手楽屋の端のテーブルで差し入れのみかんを食べていた2人の師匠が1人の若手に「おい。お前らエンディング出るのか笑。出なくていいよ笑。」とそそのかしていたのが、何か映画「キッズリターン」のモロ諸岡みたいで印象的だった。

何とかくたくたで漫才大会を終え、打ち上げ。今年の漫才大会は大盛況だったようで、興行的には成功だったようだ。
ホッと安堵をして、酒を浴びるように飲んで、帰宅。

で、朝起きたら、声が枯れて出なくなっていた。完璧な風邪をひいてしまった。
相当疲れていたのだろう。




今日思った事
不満を言う奴、大体ルールを守らない。