昨日はネタ作りなのに、ずっと相方に最近構想を練っているドラマの話をしていた。

「こんなドラマがあったら、俺録画してみるな。」という駄話。

4話くらいまでの大まかなあらすじを話し、時間帯は木曜の22時だなという細かい所までご丁寧に説明。

ただでさえ樹齢100年くらいしわしわの顔面の相方は終始呆れ顔だった。

そんな話を喫茶店でしていたら、隣で40代前半のおっさんが突然「なんだよ!ちくしょう!!」と言い出した。

「ん?」と思い、見るとそのおっさんはイヤホンをしてパソコンで映画を見ていた。

「ったく!何なんだよ!あ〜!!」

お!?どした、どした。

危ない人特有のオーラを漂わせるおっさんだったので、チラチラとしか見れなかったが、パソコンに映っている映画には何かジェット機が映っていた。おそらく「トップガン」的な洋画だ。

映画の中でジェット機がエンストみたいな状態になり、危機に陥っていた。

「うわ!最悪だよ!どうすんだよ!」

そう。このおっさんは感情移入し過ぎて、映画なのに本気で悔しがっていたのだ。
映画を応援して観るって新しいなと思った。

「もう無理じゃないか!こんなの!観ない!!」と言って、観るのをやめていた。

え!嘘でしょ。
そこまで入れ込んだのに、


観ないという選択をするんだ!
や、や、やべぇ〜〜。



ただその日の喫茶店で一番「やべぇ〜〜」と感じたのは、我々の隣に座っていたサラリーマンだっただろう。

隣で妄想のドラマを事細かに話すクソ眼鏡とそれを聞く樹木っぽい顔した奴。

そしてその隣で、映画なのに応援するおっさん。


新宿はまさに人種のるつぼだ!



ここでお知らせですが、またもや映画の記事を書かせて頂きました。お暇な時にでも是非!





今日思った事
矛盾を孕んだ言葉:清純派AV女優