昨日は東洋館にて、例のごとく「漫才大行進」だった
漫才協会にWモアモアという師匠がいる。
180センチほどの東城しん師匠に160センチほどの東城けん師匠が福島訛りでなじる漫才。
さすが芸歴50年と思わせる漫才で会場はいつも爆笑の渦である。
そんな180センチ60代後半の東城しん師匠に昨日挨拶された。が、結果的に私は無視をしてしまうという珍プレーをしてしまった。
しかもこれで2回目
一度目は先々月、楽屋から舞台袖を通って、出口へと向かう最中に舞台袖にいたしん師匠に「おはようございます!」と挨拶をされた。
私の前にも事務局の方がいたので、その人に師匠は今挨拶したのかなと一瞬考えてしまった。
だとしても後ろにいる私も挨拶するのは当然だ。挨拶しなければ。
が、その一瞬のためらいがまずかった。
低いテンションで、「おざごます」と首を軽く下げるだけの失礼な挨拶をしてしまった。
今思うと我ながらやばいやつだ
すると、その瞬間「兄さん!おはようございます!」と笑いながら言ってきた
まずい!!!
今の挨拶に対して、芸歴が40年も下の私に兄さんと揶揄してきた!!!
「す、すいません!おはようございます!!」
「お前が頭を下げて挨拶するんだろうが!」と笑ってはいるが目の奥は怒っていた。
それからというもの、私は挨拶強化月間に入り、しん師匠を見つけては元気系居酒屋の店員くらい挨拶をしていた。
そして昨日、私は舞台袖で1人の後輩と話をしていた。我々以外にも数人の若手が袖にいた。
するとその時、私の後ろにしん師匠が現れた。
早撃ちガンマンのように袖にいる数人の後輩たちに「おはようございます」と挨拶するしん師匠。
イメージとしては007のオープニングのジェームズ・ボンドのようなしなやかさと素早さで挨拶してきた。
撃たれた後輩たちはすぐに「おはようございます」と返す。
ところが私と話している後輩だけが正面から無視をするという中々の傾奇者で、私との話が止まらない。
「で、ですね。三好さん」
いや、嘘だろ!話中断しろよ。
その瞬間、私の背中めがけてジェームズしんが撃ってきた
「兄さん!兄さん!おはようございます!」
「あ、いや!おはようございます!」
「よかったよ。無視されたのかと思った」
顔は笑っているが、目の奥は鬼そのものだった。
すぐにその後輩を喫煙所に連れて行き、
「やべぇよ!これで2回目だよ。挨拶注意されんの」
「マジすか。やべぇすね」
いや、お前だよ。やべぇのは。
その後輩は昔、しん師匠が袖で相方のけん師匠と言い争いをしてるのを見た事があるそうだ。その時口論が白熱して、しん師匠は相方のけん師匠を持ち上げて、そのままゴミ箱に捨てたらしい。
なんだよ!そのエピソード!
相方をゴミ箱に捨てるって怪力すぎるだろ!
「だから、あの師匠怒らせたらやべぇんすよ」
3回目の注意がないよう気を引き締めたい
次は私がゴミ箱行きだ
今日思った事
ゲスの極み乙女の川谷さんがほのかりんと破局したらしい。
それを受けて、各メディアは「ゲス破局」と報道。
これから何やっても頭に「ゲス」がついちゃうんだろうなぁ。
「一般女性とゲス再婚」「感動のゲス出産」「決死のゲス人名救助」「六甲のおいしいゲス」