マカロンはマカロン






●読みやすい度

★★★★☆


●こんなときに、オススメ


短い日常の謎を

ゆったりした気分で読みたいとき。

身近にあるバイアスについて

ちょっと考えてみたいとき。



この前、「間の悪いスフレ」を読んだとき

そういえば、前作の「マカロンはマカロン」って

読んだかな?とわからなくなったので

読んでみたら、

やっぱり読んでいなかった。

でも、順番はそんなに関係のない本なので

1冊目の設定さえわかっていれば大丈夫。



今回は表題作の「マカロンはマカロン」、「追憶の

ブーダン・ノワール」から、身近にある偏見、バイアスについて考えさせられました。


性別とか国籍とか。

女性に対して配慮するために、他の人に

違う遠慮をさせていないか?

とか。

難しいね。

みんなが、お互いの立場に少しずつ

気遣えればいいのにね。


「タルタルステーキの罠」は、こういう罠なのかな?と私が想像できるような簡単な思惑じゃなかった。

予想を裏切られたところにおっ!と想いました。

でもこれも、母親はこうあるべき、というバイアスが関わってくるのかな。