月とコーヒー







コーヒーとチョコレート。

私の朝はそこから始まる。

正確に言うと、朝の家事色々を済ませて

夫を送り出した後。

私のための休息時間。


子どもが昼寝をしなくなってきたため

一日の最初に

優先的に自分の時間を取ることにしたのだ。


「月とコーヒー」の小説は

あとがきにあるとおり、

1日の終わりの寝しなに読むのに

ぴったりの短いお話。

前述の通り、私は朝に読んだけど。


「月とコーヒー」というタイトルは

作者が小説を書いていく上での指針となる

言葉のひとつですとのこと。


「この星で生きていくために必要なのは

『太陽とパン』の方なのでしょうが、

この世から月とコーヒーがなくなってしまったら、

なんと味気なくつまらないことでしょう。

生きていくために必要なものでは

ないかもしれないけれど、

日常を繰り返していくために

なくてはならないもの、

そうしたものが、皆、

それぞれあるように思います」


私にとっての日常を

繰り返していくために

なくてはならないのが本。

コーヒーや紅茶も。

チョコレートも。


あなたにとっての

「月とコーヒー」はなんでしょうか?