今日は「鉄道旅」の話になりますが、実は一昨日の土曜日(12月14日)に私「三好 鉄道」は
「阪堺電車」
という、大阪と堺の間を走る路面電車に乗ってきました。
因みに「阪堺電車」の正式な会社名は
「阪堺電気軌道」
ですが、ここはあえて「阪堺電車」と表記しますので、何卒ご了承くださいませ。
まずは恵美須町停留所13時27分発の「我孫子道行き(モ501形503号)」に乗車しました。
阪堺電車には地元企業等の広告がラッピングされている電車が多いです。
終点の我孫子道停留所に到着した後、「浜寺駅前行き(モ601形603号)」に乗り換えました。
恵美須町を出てから約50分(我孫子道での乗り換え時間を含む)で阪堺線の南側の終点である浜寺駅前停留所に到着し、「阪堺線(恵美須町~浜寺駅前、14㎞)」を
「完乗」
することが出来ました。
停留所の近くにある南海浜寺公園駅には東京駅丸の内駅舎などの建築を手掛けた辰野金吾氏の設計で1907年に建てられた「木造駅舎(国の登録有形文化財)」があるのですが、駅周辺の高架化工事によって2年前に使用を停止したものの、地元住民の働きかけによって残すことが決まり、現在はカフェやギャラリーとして再利用しています。
浜寺公園駅から南海なんば行きの普通電車に乗って住吉大社駅まで移動しましたが、駅の側には3年前に廃駅となった住吉公園停留所の駅舎がポツンと残っていました。
駅の近くには住吉大社がありまして、その手前には阪堺電車が走っています。
因みに上の写真に写っている電車は「1001形1002号(堺トラム:紫おん)」であり、阪堺電車で一番新しい電車です。
住吉大社の北にある住吉停留所で天王寺駅前行きの電車を待っていると、「モ161形」という緑色の電車を見ることが出来ました。
この電車は「日本最古の路面電車」であり、今年で「91歳」です。
やがて「天王寺駅前行き(モ601形605号)」が来たので乗車しました。
住吉停留所から約20分で終点の天王寺駅前停留所に到着し、「上町線(天王寺駅前~住吉、4.4㎞)」を
「完乗」
したのと同時に、
「阪堺電車全線、完全制覇達成!!」
となりましたが、今回、阪堺電車に乗って一番印象に残ったのが、住吉停留所で見かけた
「モ161形」
であり、
「今年で91歳でありながら、今も元気に走っている姿にものすごく感動した!」
のであります。