みなさん、肝炎の検査を受けたことがありますか?


肝臓の病気には、自覚症状が少ないという共通した特徴があります。


特に肝炎の場合、気がつかないうちにウイルスに感染し、炎症による肝細胞の破壊が進行し、症状が現れたときには肝硬変になっていたということもあります。


診断は、ウイルス検査と肝機能検査を組み合わせて行います。
B型肝炎ウイルスの血液検査では、過去の感染歴や現在のウイルス感染の有無、ウイルスの量、ウイルスの活動性などがわかります。
肝機能検査では、血液中のALT(GPT)、AST(GOT)、血小板数、アルブミンなどを測定し、肝臓の働きに異常がないかどうかを調べます。



次のような人は、B型肝炎検査を受けた方が良いと言われています。

1. 1992年以前に輸血を受けた人
2. 長期にわたって血液透析を受けている人
3. 血液製剤を投与された人
4. 肝炎ウイルス感染ないし、キャリアの母親から生まれた子供
5. 大きな手術を受けた人
6. 入れ墨、はり治療、ボディピアスを受けた人