私は3人姉妹の長女です、年子の妹と3つ下の妹がいます。
最近、一番下の妹が、乳ガンのステ─ジ4と診断され、すでに肺にも転移しているとのこと。

本人は抗がん剤などの治療は、一切しないと言ってるみたいです。
私達姉妹はとても関係性が薄く、、、
それぞれ結婚して家庭を持ってからは、特にあまり会うこともなくて、、、、

一つは両親がある宗教団体の熱心な信者で、私は小さい頃から真面目に取り組み、妹達はあまりしてなかったこともあり、私は両親から宗教2世としての期待も大きく妹たちとよく比べられていて、、、

なので、妹たちから、敬遠されてきました。

私も親の期待に添うことの方が重要で、姉らしい優しさがなかった気がします。😭

一番下の妹が生まれるときのことはよく覚えていて、家に産婆さんが来て産まれるまで公園で待っていて、帰ったら産まれていて、とても可愛くて嬉しかったこと、、、

余命半年だということを聞いた時には、とてもショックで、涙が出ました、まさか、私が長女だから、妹が先に命の制限をされるなんて、考えもしなかったからです。

妹は、3つ下だから、52歳。

離婚して、シングルマザーで、一人息子を育てて、昨年その子も就職して、自立したので、ほっとしたのもつかの間、、、

なかなか人生というものは儚いもので、、、

涙が出たのは、たくさん苦労しただろう妹の人生を思い可哀想だなあと思ったけど、しばらく考えていたら、妹は自分の人生を可哀想だと思っているだろうか?と疑問がわいてきて。

いやいや、決して可哀想なんて思ってないだろうと、、、

だって、結婚も出産も離婚も自分が選択してきたことで、精一杯生きてきただろうし、一人息子にもたくさんの喜びをもらったことだろうし、、、

ただ、まだ生きているし、、、

病気は、きっと何か気づきのメッセージ、考え方や物の捉え方、、、自分の中の本当の自分と向き合うチャンス。

そう捉えて残された時間を過ごして欲しい。

必ずどんな人にも平等に【死】は、訪れる
ものだし、、、
私達は結局、極端だけど、産まれた日から死に向かって生きてる、、、

じゃあ、今、どうすべきか?

明日、命が尽きるとしたら、何がしたいか?

会いたい人にすぐ会う、行きたい所にすぐ行く、食べたいものをすぐ食べる、やりたいことをすぐやる、、、

とかく元気なうちは、この命が永遠かのように勘違いして、先延ばしにしがち。

だけど、いざこうして命の制限をされたら、途方にくれるのかも、、、

だからこそ、思う、、、今この時を大切に生きる、過去を悔やむより、まだ来ていない未来を心配するより、今、目の前に【有る】たくさんの幸せに気づいて感謝して、ありがたい、ありがたいと生きること、足るを知ること、これが私には最高の生き方だと思います。🙆