人も自然の一部
人と宇宙を統一体として考える自然哲学
それが東洋医学で中国伝統医学の
『陰陽論』である

自然界の中の作用を恵みと捉え
天の陽気と地の陰気との調和により
人の氣が生成され陰と陽という対立する概念によって
あらゆる事を分類し
その相互作用や盛衰 転化を考える

必ず陰と陽が時間帯 季節 場所で移り変わり
循環し補い合う

人と自然は絶対に切り離せない
それは今も昔も未来も変わない

ルーティン
陰:上手く活用すれば無意識下に
落とし込む事ができて
目標達成に近付く事ができる

陽:自我は現状維持を望み更なる自己を強固する
常に変わり続けるこの世の変化に逆らう行動や
ひねくれ精神により苦痛を生んでいる

お金も幸せも
陰:自分の方に集めれば集めるほど逃げてしまい
陽:出せば出すほど自分に返ってくる
お先にどうぞとあげたらこっちに返ってくる

水を張った『たらい』で
自分の方に水を寄せようとすると
返って反対側に行ってしまう
逆に自分と反対側に水をやると
自分の方に返ってくる

我こそ先に!
自分自分!と我が強いと
結果的にあまり自分は得をせず
相手に奉仕をする気持ちがあると
巡り巡って自分のためになる
という教え
(二宮尊徳)

全ては自分が生み出すものであり
他人や環境のせいではないということ

どちらが得か
を選択していくと良い

鍼灸師/柔道整復師/粟島三洋子