主人は、赤ちゃん返りをしているのか
と思うくらい わがままだった…



夜泣きする 赤ちゃんに対して、
「うるさい  泣かせるな!
俺は 仕事で運転してるんだぞ!」と
いつも 怒っていた。



お昼間、休憩に 自宅に帰ってくると
少しの時間で  私を求めてきて、
彼の独りよがりの行為で終わり
また、仕事に戻っていく……



今まで通りの生活



遊びも、辞めない。



でも、そこまで外出して 遊びの多い
主人でも、浮気の心配をした事がない。


彼にとっての エッチは、自分本位でのみ
快楽のあるもので
相手を優しく包み込むような事は、
しないし したくないので
他の女性では 成立しない。



何より、お昼間に その行為があっても
また 夜になると、同じ事をする………



夫婦生活は、彼本位だけど
たまに お寿司の折り詰めを
買ってきてくれたり、母乳が出るようにと
お餅を買ってきてくれたりしていた。



私は、慣れない育児と   睡眠不足で
ふらふらになりながらも、
両極端な主人に  優しさと残酷さを
感じていた……。




唯一、赤ちゃんの存在が
私の救いだった…