先ほどジャイアン社長の日記が3ヶ月ぶりに更新されてたのに気づきまして

読ませていただきました。


プレジデントジャイアン・ダイアリー



そこには

音楽には戦火を止めるほどの力はないかもしれないけれど、

誰もが愛し合ったり、助け合ったり、笑顔でいられることがどれだけ大切か、

という意識を覚醒させる事はきっと可能だ。

と、書いてありました。

音楽というものが性別も年齢も人種も、宗教も超えたところで人と人とが

通じ合える「力」を持っている、ということを身を持って知っていらっしゃるから

なのでしょうねえ。


そんな「音楽の力」が、混迷する社会を生きる人たちに希望を与えることが

出来たならどんなにステキだろうか。

オーガスタのアーティスト達がその音楽で人々に、社会に貢献できたら

こんなに嬉しいことはない。

社長のこのような言葉に、今日の「オーガスタ事務所の繁栄」の根拠を見ることが

出来ますね。



まさ友さんのぐっぴいさんが、「深海魚は労働歌」と書かれてあって

あーー、それでブルースなんだなーーと改めて思った次第です。


このまえのインストアライブで歌われた深海魚が、それまでに放送されたものとは

まるで趣きが違って、とても温かくて優しくて、力強いものだったとお聞きするに

つれて、何となくそんな意味がわかったような気がしました。



子供と幾度か名古屋港水族館に行った際、その中で何故か子供も私も

深海魚のブースがお気に入りで、いつも長居してしまうんですが。

確かにそこは光も射さずに音もない、ある意味とっても暗い世界です。

そこに住んでる生き物達は、環境に合せて要らない器官を退化させ、

上の方から落ちてくる「生き物の死骸」や「フン」をエサにしながら、ちゃんと棲息

しているんですね。

時折妖しい光を発しながら、ふわふわと漂うそれらの生き物はなんかとっても

不可思議で、それでいてユーモラスで、見てて何だか心が和んできます。

こんな悪条件下においても、ちゃんと生態系の一部としてその一端を担ってる

んだなあ、と感心したのでした。

そんな「深海魚」たちに抱いたイメージは、自分にとっては決して暗いものでは

なかったんですね。

だから、まさやんの新曲のタイトルを聞いたときに

「どんなイメージで描いたんだろう。」ってのが凄く興味があったんです。


今年に入って「真夜中」とか「深海」とか、まさやんの作る曲には「闇」に

スポットが当ててあるんですね。

夜の闇はいつか明ける。月の灯りを頼りに、夜明けを目指して走ってゆけば

陽はいつか昇ってくる。


でも深海にはどれだけ待ってても陽は射さない。

無理に上に上昇しようとすれば、急激な水圧の変化に耐え切れない。

深海魚は海の底で、真っ暗闇で誰かとぶつかりながら、そのたびに怒ったり

謝ったり、またやりすごしたりしながら泳いでる。


そう思うと、自分も深海魚なんだな。

身の回りに起きた出来事に翻弄されたり、押し流されたり。

近くにいる人の悲しみに共感し、共にその喜びを喜んだり。

そんな毎日だけど、結構みんな一生懸命なのよ。

ささやかだけれど、日々の生活の中から何か一つ「嬉しいこと」があればいい。

そうすればまた明日も、きっと元気でいられるからね。



世の中にはこんな「普通の人達」がたくさん、社会の裾野部分に分布してて

その底辺を支えているんですね。

お父さんも、お母さんも、お年よりも、子供達も全部。

寄り添ったり、離れてしまったりしながら。

自らを光らせることで、辺りを照らしながら、また何かを探してみたりしながら。



うん。深海魚だって捨てたもんではないのだ。

なんだかんだ言ってても、ちゃっかりどっしり、がっつりとしたたかに

生活しているのですよ。

ブルースは労働歌。そんなイメージが湧いてきます。

だから暖かくて力強いんだろうな。最近のまさやんの曲は。


きっと、オーキャンでも歌ってくれるよね。

力強く、朗々とした、それでいて優しい声で。

また頑張ろう!って思わせてくれる、そんな底力がむくむく湧いてくることを

アタシは期待しています。



そんな「きっかけ」を与えてくれる最高の場にして下さるそうですよ!

今年のオーキャンアップ



あと一ヶ月に迫って来ましたねーーチョキ