我が家には毎月、「ザ、ハイビジョン」なる月間テレビ情報誌が宅配されてくる。

以前「スカパー!」の無料視聴をした時に、頼んだものと思われます。

今月送られてきたこの雑誌、ぺらぺらとめくっておりましたらこんな記事が掲載

されておりました。


NHK総合で毎火曜日の夜10時から45分間、「プロフェッショナル 仕事の流儀」

という番組が放送されていて、その司会をされてるのが彼の脳科学者である

「茂木健一郎さん」だということは、ご覧になってる方はよくご存知でありましょう。

人気番組であった「プロジェクトX」の後番組であり、放送からもう2年半も

経ったそうだ。

これまでも有名無名に関わらず「その道のプロ」と言われる人達が、100名近く

登場されているとか。

プロデューサーの言われる「プロ選びの基準」は、

第一に現役バリバリの方。

第二に滅多にメディアに出ない方。

そんな人たちを、時間をかけてじっくり口説いて出演してもらってるそうだ。


有名どころでは「イチロー」や「羽生義冶」のほか、スガシカオの名も連ねている。


今回の記事では、スガシカオの語った「名言」にスポットが当てられていた。


スガシカオさんで印象的なのが「根拠の無い自信」という言葉。

デビューも何も決まっていないのに、「プロになれる」と信じきっていたようです。

その直感は、脳が無意識に出した答えなんでしょうね。


プロとして成功する人は、必ずと言っていいほどコンプレックスや辛い逆境を

経験している。

どん底から這い上がってくる成功体験により、脳から大量のドーパミンが

出て快楽が強化される。その快感を知ってる人は、「逆境こそがチャンスである。」

という計算式を無意識に作り出している。

「強さのもとは、弱さである。」という教訓は、こんなところから出てきているのだろう。


順風万帆に見えても、2年間もスランプで曲が作れなかった時期があるという。

そんな中で編み出したものは

「苦しい時には苦しいときしか作れない曲を作る」という流儀だそうだ。

そして、

「10歩20歩ではなく、1歩だけ進むことを考える」

という詞が生まれてきた。


私も落ち込んだ時など、言われるんですよね。

「今までやってきたことを信じればいいんですよ。」

つまり「自分を信じる」ってことで、それが「自信」ということなんだけど。

甚だ根拠がないのですが、それでも今まで何とか越えてきたモノを思い出すことで

「大丈夫なんだろうなあ~」と、また思い直したりする。

根が単純に出来てるんだなーー。


考え方や発想の転換で、物事は好転するものなんだ。

脳を鍛えるってのは、ストレッチにも似て柔軟にするってことにも繋がるので

しょうねえ。

茂木先生も「シャワーやジョギングと一緒です。」と仰ってます。

一流の仕事人は恐らく、身体と同じように脳も緩急取り混ぜて鍛えることで

人間的なバランスが整い、トータルバランスとしての人間力が備わっている

のでしょうね。



ここで「ナデ肩のあの方」も実践されてる仕事術が、紹介されておりました。


一瞬で脳を切り替えるには音楽が最適。感情を最も効率よく変えるスイッチです。

落ち込んだ時は無理に気分転換するよりも、どーーーんと暗い曲を聴いてみる。

脳は驚くけれど必ず、バランスを取り戻そうとします。


これは以前、まさやんがラジオでそんなことを言ってたんだ。

暗い気持ちの時は、思いっきりどよ~~~んとした曲を聴いてとことん暗くなる。

そうするとかえって、スッキリするんだよって。


忙しい人は家事や身支度で気分転換を。思考に煮え詰まった時は

身体を動かしてみることで、凝り固まった脳の血流も促進されるというものです。


先日のインストアライブでも、相変わらず「カレーとナン作り」をされてることを

お話されてたようですね。殿にとっては「脳トレ」の一環として位置づけられてる

のかもしれませんねえ~。


シカオちゃんやまさやんのみならず、「一流の仕事人」から発される言葉は

実に心に響いてくる。

弛みない努力精進を継続できる力も、大いなる才能のうちであることを

改めて確認するうえで、その黄金律が今も昔も変わらないという真理は、

どの世界に置いても一緒なんです、と茂木先生はこの番組を通して伝えて

いらっしゃるのでしょうね。



このコラムを読んで、「こりゃ、見なくっちゃ!」と思いましたよ。

なかなかに興味深い内容ではないですかーーー。

みゅーじん同様、これにもまさやん出演して欲しいわあ!

関係者さま、是非に殿を口説いてくださいなっニコちゃん