素直で魅力あるあなたへ
パートナーシップと性のカウンセラー
小野美世です。
今月の「美世に質問day」残席３残席１となっております。ご希望の方はお早めに…☺️
最近ついに、自分で土付きの観葉植物を買いました…。（土付きってなんだ
名前も知らずに選びましたが
（花屋の姐さんに管理がラクだと言われて）
カランコエだとFacebookで教えてもらいました。
毎日眺めてます。花がだんだん咲いていく。
緑のある生活ビギナーです。
さて、今日は育児のお話を。
（2019年5月24日の記事を再更新しています）
「やりたくないのにやっていることはなんですか？」
この問いに、私はずっと
育児
と答えてきた。
これは、２０１２年に書いたもの。上の子２歳。
このとき、ペアになってくれた人に
「みよ…、重いっ！(^◇^;)」
って言われた（笑
そう、どんよりした顔でシェアしていた。
実際、まずい時期だった。
その後も、仲間の講師のアシスタントをするたびに
自分でも繰り返しこの問いに答えるたびに
「育児」と書いてきた。
でも、結局、育児を放り出すことはできなかった。
育児をやめることはなかった。
施設に預けるわけでもなく
子育て放棄するわけでもなく
児童相談所から連絡が来るでもなく
今、上の子は１１歳になった。
そのときいなかった下の子も６歳になった。
これ、「やりたくないこと」が
仕事、とか
結婚生活、とか
同居、とか。
うん、やめたいんだね。はい。
と言ってやめられるわけではない場合
にも言えることだと思うけど。
このときの私はひたすら
じゃあ 育児の 何をやめたいの？
育児の 何がいやなの？
っていうのを自分に聞き続けた。
「ひとりの時間がないのが嫌」
「母親の責任背負うのが嫌」
「夕方から自由に飲みにいけないのが嫌」
「やりたい仕事の時間がとれないのが嫌」
いくつも、いくつも、書き出した。
これをほっとくから、自分が爆発するのだ。
この自分の「イヤ」に耳をちゃんと傾けないから、溜まって溜まって出どころがなくなるのだ。
そして、周りの力を借りて
夫の力を借りて
娘自身の力も借りて
その無数に出てくる「イヤ」に
ひとつひとつ対処していった。
ひとりの時間を持てるように、一時保育を使った。
時には、家から逃走した。（娘は夫に渡して）
母親の責任って、いったいなにをそんなに背負おうとしているのか、どんな～べきがあるのか自分の気持ちをよーく見た。
そして、それは、自分の思い込みだったり、被害者癖なんだよと自分をなだめた。
夕方から飲みに行くのは、なかなか実現しなかったけど、夫の力を借りて、休日にしばらくやってみたら（ひとり飲み）次第に落ち着いた。
やりたい仕事は、夜にオンラインカウンセリングの予約を受付して、夫にその間、娘といてもらった。
（泣き出すときには、深夜のドライブに連れ出してくれるときもあった）
小さな、イヤ。
小さな、負担。
このくらいできるよね、という程度のイヤ。
このくらい何とかなるでしょ、という程度のイヤ。
これくらい我慢して当然でしょ、という
私の頭の中に聞こえる声と戦いながら
ひとつひとつ、なんとかした。
なんとかしても、また爆発したりした。
ひとりの時間を少しとったからといって
翌日から清々しく育児ができるわけじゃなかった。
それでも、ひたすら、ひとつひとつなんとかしてみる、を繰り返した。
自分が何で、不機嫌になるのか。
何がきっかけで、自分の中にストレスが広がるのか。
この時期に、よーくよーく自分の気持ちをみることをせざるを得なかったおかげで
私の、セルフケア（自分の機嫌を自分でとる）が
かなり発達した。
育児をやめたいって、思ったって別にいいと思う。
だって思ってしまうんだから。
仕事をやめたいって思ったって別にいいよね。
だって思ってしまうんだから。
でも、何がいやなんだろう。
でも、育児の中の何をしたくないんだろう。
仕事の中の、何をしたくないんだろう。
これも、解体で
これも、分ける、だね。
ちゃんと自分に聞いてあげよう。
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