こんにちは。
小野美世です。
昨晩の京都は雷と雨がとにかくすごくて、一家全員起きてしまいました。(いつもは何が起こっても熟睡の上の子も起きていたので、かなりの事態だったと思われます😅)
さて、今月の「美世に質問day」まだまだ受付しています。GWやお盆休みなど長期のお休みの間は、夫婦・家族で過ごす時間も多くなるので、何か動きがあることも多いですね。
気持ちを整理したい、モヤモヤを解消したいという方もぜひご利用ください。
ご相談テーマの中で、「自分のしている不倫、婚外恋愛」を含むものは依然として多いです。
別のカウンセラーさんのところで相談したら頭ごなしに否定されて辛かった…というお声も実は複数お聞きします。
私のところでは、その行動そのものについてどうこう言うということは、ほぼありません。
どういうスタンスでそれをしているか?
というのは、しっかりお尋ねするようにしています。
そこが不安なところだし
周りの人に聞けないし
そこをどうしていいかわからないから
日々いろんなことが気になるわけで
私がお手伝いするのはそこかなと思うからです。
(2019年5月17日の記事を再更新しています)
以前にこちらの記事で、「生活と恋愛をわける」ということについて少し書きました。
そして、こちらの記事では、もしも「生活と恋愛をわけると決めたなら」自分がどういうスタンスをもってそれに関わるかが大事ですよっていうことを書きました。
どんなスタンスで関わるのかの軸が必要になるということ。
この軸が自分の中になかったら、まあまあ悲惨なことになります(^_^;)
私は悪いことをしている前提で、関わるのか。
私は楽しいことをするんだ前提で関わるのか。
家族をないがしろにして、関わるのか。
家族は家族で大事にして、関わるのか。
(もう外にもった時点でダメだよねというのは置いときましょう)
その相手に対しても、私はどうせ利用されると思って一緒にいるのか。
私が利用しようと思って一緒にいるのか。
いやそれとも、今度こそ、男性との間で得たかった気持ちを得たいと思って一緒にいてみるのか。
いいところだけもらおうと思って関係を作るのか、
また自分の我慢ありきで関係を作るのか。
↓↓↓
例えば、こんなメッセージをいただいたときに
私は、「生活と恋愛をわけるスタンス」に
してみたらいいんじゃないかなぁと思うのです。
この方の場合、「夫とエッチの価値観が合わない」と書かれていて
まぁ、この一節だけ見て、私が瞬時に考えてしまうのは
これまでにどんなことをしてみたのか
どのくらい自分から心をひらいて
そのことを何とかしようとしてみたのか
相手の反応はどうなのか
もう「二人の性の性質が全然違う」なのか
それとも「仕返しのために、もう解決してやらない」で止まっているのか
そういうあたりなのですが、まぁまぁ、詳しい事情はさっぱりわからないのでもしかしたらそこでまだ何かできるのかもしれないけれど!
とりあえず今、もう、外に彼がいる状態。
「ひらくくん」と書かれているので
「お付き合いをしているという認識」なのか
「身体だけの一時期の関係」なのかもはっきりとわかりません。
で、こういうケースってよくお聞きするんです。
婚外に、お相手はいる。
だけど、夫のことは嫌いではない。
むしろ、子育てや家事はよく手伝ってくれる。
育児や家庭の運営では、「いい同志」である。
感謝もしているし、嫌いではない。
離婚したいと思っていない。
ただ、性の面だけが自分としては抜け落ちてしまった。
または、その部分だけが
自分はそれを大事にしたい「3割の人」である…。
申し訳ないから、やめなければならない。
でも、やめられない。
自分の中では、今の状態で、バランスがとれてしまっている。
どうしよう…。
そんなときに、この「生活と恋愛を分けるスタンス」を使ってみてほしいなと思うわけなんです。
これは、生活は生活で大事にする。
恋愛は恋愛で大事にする。
というスタンスでもあります。
生活は生活で大事にするのですから、当然その構成要員である夫のことも「いい同志」として大事にするわけです。
そして、それを分けてしまった自分
世間の「普通」通りにできなかった自分
最低でずるくて、嘘つきな自分
でも、自分の大事にしたいものをあきらめたくないと思う自分
そんな自分を受け入れて、あきらめて
腹をくくって、生きてみよう、というスタンス。
だから、罪悪感なんか、抱えっぱなし。
申し訳なさなんか、感じっぱなし。
その濃度が薄まっていくことはあっても
自分の中で完全に消えることはない。
それこそ、人に言えないものを
それと共存しながら、生きていく。
どうしてもこれはやっぱり無理だとなればまた考える…そんなスタンス。
以前に、「人にいえない恋愛」について
LINE@内でアンケートをしたときに
意外とそういうポイントを押さえながら、自分の状況を安定させて、幸せな状態を作っている方もいらっしゃることがわかりました。
読みながら、( ゚Д゚)…と思いました。
何を選んで
何を決めて
何をあきらめて
何を受け入れて
何に腹をくくって
生きていくか。
該当する方は、一度自分の状況をそんな視点でも、見てみてほしいなと思います。
このテーマはこちらの動画講座でもしっかり扱っています。
あなたの心が穏やかに
2冊目:「負けるが花」
電子版はこちらで。
出版社の事業終了により紙の本は絶版となりました。
電子版は引き続き購入可能です!
1冊目:「誰にも言えない夫婦の悩み相談室」