素直で魅力あるあなたへ

パートナーシップと性のカウンセラー
小野美世です。


今日から「美世に質問day」です。
こちらはだいぶ前の記事ですが、久しぶりに再更新します。

「行為中に演技はしたほうがいいのでしょうか?」
というご質問への答えはいつもひとつ。

「やめましょう」
「え、むしろなんでそう思った?(´⊙ω⊙`)」




(2018年9月9日の記事を再更新しています)

さて、今日は、セッ.クス中の演技のお話。

セッ.クスの時間って幸せも感じられるけれど、その裏で、違和感、我慢、痛み、怖さを感じることもあって、それをとっても言葉にしにくかったりする。

二人の間から、その違和感・我慢・痛み・怖さは消していけばいいのだけど、消せないままになっていることもある。

自分の身体に嘘がないのをわかってて、ちょっと盛り上げるためにとか、スパイス的にしてることだったら全然問題ない。


でも、

我慢
違和感のスルー
◯◯してるフリ

が、もう当たり前になってしまっているのだったら。
 
もう「演技」って単語が出た時点で、それはやめてね。と、だいたい言います。
 
心が死ぬから。
 
自分が何を感じてるか、自分にとって快がなんなのか、本当にわからなくなっちゃうから。


 

気づけてよかったねーーー。

演技しちゃうんですっていう方のお話を聞いていると、過去にやっぱり何かあることが多い。

過去に、何かを言われて、何かを見て、何かを経験したから、そうなった。

「声を出さない女が嫌い」
「セックスに積極的な女が嫌い」

ずっと前に言われた、こんな声が、頭の中に残っている。こういうのって残っちゃうものがあるよね。




さて、声を出さない女が嫌いとか、そういうことを言う男性は、内心何を考えてるか知ってる?

「声を出さない女が嫌い」

要するに、反応しない女が嫌い
何も言わない女が嫌い
こちらのすることに対して感じない女が嫌い

逆に、

「セックスに積極的な女が嫌い」

要するに、自分の想定を超えてくる女が嫌い
自分が思ってないようなことしたり言ってくる女が嫌い
自分ができないことを要求してくる女が嫌い
ガッカリされるのが嫌い



何にも反応がないと、自分のしてることがダメなのかと感じて虚しくなる。

自分が下手なのかと感じて、悲しくなる。

自分の自信を落とされるような気がして怖くなる、嫌になる。

だから、自分に、そういう感情を感じさせる女は嫌い。

ってこと。(私の個人的見解ね)


逆に、積極的すぎる(と感じる)女が嫌なのも、自分の自信がなくなるような気がするから。理由はほぼ同じ。

つまり、「声を出さない女が嫌い」っていうのは、


「君から何にも反応がないと、
自分がダメなのかと思って、
僕は虚しくなる、悲しくなる、怖くなる」


って言ってるのと同じと、私は思う。


これを言えないから、男性の口から出てくる言葉は、

「声を出さない女が嫌い」になったり、
「不感症なんじゃない?」になったり、
「君、なんか、おかしいんじゃない?」になったり、

自分を守る言葉になってしまう。


「君から何にも反応がないと、
自分がダメなのかと思って、
僕は虚しくなる、悲しくなる、怖くなる」

こっちを言え、と思う。
こっちをさしだしてよ、と思う。


そこは「負ける」するところだろーーーーー!!
男でもそのくらいやらんかい!!!



……あ、失礼。




でもまぁ、男性にはこれはほぼ不可能です。
「感情」に対する対処の仕方が違うから。


女性が、自分のしたことで気持ちよくなっているのをみて、男性が、自分に許可を出せる、自分をOKと思える。そんな一面もあると思う。



だからね、自分のそのままの反応を伝えたらいいと思うのだ。


それは、

痛い
違う
そうじゃない
気持ちよくない
それしないで
それ嫌い

だけじゃなく、

気持ちいい
嬉しい
安心する
あったかい
幸せ
それ好き
もっとしてほしい
こっちがいい

も、たくさん伝えるということ。


優しい男性なら、女性がどう感じているかは、気にしてくれる。

気持ちいい?
痛くない?
大丈夫?

って聞いてくれる。



これ、仮に男女の立場を入れ替えるとイメージするとわかるんだけど、本当にわからないと思うんだよね。

相手がどう感じているかわからなくて、不安にさえなる。相手の様子を観察するのも、すごくエネルギー使う。

反応をあげるのは相手への親切なのだ。

恥ずかしいなら、恥ずかしいって言えばいい。
恥ずかしいから言えないけど、けど、けどーーーー

って、言えばいい^^




今、笑えていてよかった♡
あなたが感じていることに、嘘をつかなくていいのだ。


あなたの心が穏やかに

満たされる一日になりますように。

 

いつもつながってくれてありがとう。

 


<ただいま応援中。パートナーシップが学べる書籍>



<美世に質問day

2日間、美世から、質問へのお返事が届く「美世に質問day」2月分は満席になりました。次回は3月下旬に行う予定です。

質問dayの詳細はこちらです。


<小野美世の書籍>

2冊目:「負けるが花」

電子版はこちら。

  

出版社の事業終了により紙の本は絶版となりました。

電子版は引き続き購入可能です!


1冊目:「誰にも言えない夫婦の悩み相談室」

紙の本1650円、Kindle1320円です。

■小野美世の公式LINEアカウント

IDは、「@onomiyo」です。

@なしだと他の方になります、ご注意を。

3,000名の方が登録してくれています♡


LINE@に送られるメッセージ、ご相談、ご質問は、特に承諾なくブログ等に掲載することがありますので、ご注意くださいね♡

いただくメッセージには全て目を通しておりますが、個別のお返事はあまりさしあげておりません。ご了承ください。