素直で魅力あるあなたへ


パートナーシップと性のカウンセラー

小野美世です。




(2017年9月5日の記事を再更新しています)


今日の記事は、私にはめずらしく、男性にも読んでほしいな、と思う記事です。

特に、産後の奥さまがいらっしゃる男性には。


以前、こんな質問をされました。


「産後、旦那さんと、セックスができなくなってしまったんです。拒否感がすごくて。前はできてたのに、なんかダメなんです。性欲もないし…」


美世「お子さん、今何歳?」


「2歳です」


すぐにこう答えました。


 

美世「3歳くらいまでは、自分に猶予をあげてね」


3歳くらいまでは、拒否感でて、当たり前。

3歳くらいまでは、セックスできなくて、当たり前。

3歳くらいまでは、性欲出てこなくて、当たり前。


そう思っていいよ、と。

自分を責めなくていいよ、と。

旦那さんからはいろいろ言われるだろうけど、まずは自分を責めないでね、と。




産後、どのくらいで、身体と気持ちがもとに戻るかって、もう個人差がすごくある。

お医者さんからは、「産後1ヶ月たったら、夫婦間のセッ.クス再開していいよ」って言われます。


でも、実際、


お医者さんからOK出て、すぐした!っていう人もいるし、

3ヶ月たっても、性欲戻らない人もいるし、

1年たっても、戻らない人もいるし、

3年たっても、戻らない人もいる。


「あーー、私は5年かかったーーー」って方もいた。


うん、あり得ます。


たまたました1回で、次の子を授かっちゃったりしたら、


「自分の身体に自然な性欲が戻ってこない状態」


は、5年以上続くと思う。



ちなみに私は、上の子のとき、産後3ヶ月の時点で思いました。


「こんな状態で、セッ.クス再開とか、ありえん…」


「拒否される側」の気持ちは十分体験してましたが、「拒否する側」の心情は、その時まであまりわかってませんでした。


でも…。


そりゃ、拒否するわ。

そりゃ、嫌っていうわ。

そりゃ、夫は自分のことしか考えてない!ってなるわ。

これで、喧嘩になるのね。

これで、すれ違っちゃうわけね。

なんか、泣けてくるねこれ…(T_T)


と思いました^^;


このときのすれ違いで、その後、仲が悪くなったり、浮気・不倫が出てきたりする。

熟年離婚まであとを引くときもある。




 


 


話を戻します^^;


なんで「3歳までは」かっていうと、ホルモン等のことは専門家ではないですが、

なんとなくこう思う。


「3歳すぎると、少し子どものお世話が楽になる」って言いますよね?

3歳くらいまでは、自分の神経が常に常に、

子どもに対して集中している状態なわけです。


自分のことよりも。

自分の身体よりも。


そういうホルモンが自分を動かしているのだろう、と思います。

子どもの命に関わるから。


自分で思っているよりも、自分のことが当然のように置き去りにされていて、

それが毎日続くから、もう当たり前になってる。


子どもとの肌のスキンシップで満たされちゃうってのもあると思うし、

赤ちゃん時代は、次の妊娠を避けるために、性欲出なくなるっていうのもあると思うし、

実際、夫婦の間での育児の分担で、心の距離ができるときもある。



この質問をしてくれた方も、お子さんをどこかに預けているわけではなくて、

ずっと一緒にいるとのこと。

うん、そうなりやすいと思う。



で、旦那さまからは、「なんで、できないの?」って言われたり、

傷つくって言われたり、

なんとかしてよって言われたりする。

でも、自分でわからない。

何が原因なのか、わからない。

嫌悪感をどうにもできない。

そんなつもりじゃないのに、そうなっちゃう。



こういうときに、私がお伝えすることは、

 

 


 

「母」と「妻」を、同時に解除してね。


です。


母」=育児

「妻」=家事



です。


どちらか一方だけじゃなく、


同時に


です。



つまりこう。


子どもを旦那さまか、自分の親、相手の親か、信頼できるところに預けて

(旦那さまが一番いいですが)

家事もみんなやっといてもらって、自分は、ひらひらと遊びにいき、カフェいって、買い物して、映画見て、美容院いって…


2時間とかじゃない。

半日以上。



そうしてみて、とお伝えします。

それで初めて、

 

「母」でもなく「妻」でもない、ただひとりの自分、に戻るきっかけがつかめる…可能性がある。


子どもと離れて、

家事からも離れて、

お洒落して、

アクセサリーつけて、

「自分の」買い物をして、

ゆっくりカフェで過ごす。


それが、「母」と「妻」、同時に解除されてる状態ね。

だから、この状態で、家に帰ったときとかが


自分の感覚が変わっているチャンス


だよ、とお話しました…。


 

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よく、ネットでも、旦那さまの立場からの、こんな相談を目にする。

 

 
 
「妻が産後、セッ.クスに応じてくれなくなりました。
 育児で疲れているというので、僕が子どもの面倒をみました。でも、状況は変わりません。いったいどうしたら。。。」
 
 
 

あなたが子どもの寝かしつけをしてる間、
 
あなたの大切な女の人はいったい何してた?
 
お皿洗ってなかったか?
 
洗濯物たたんでなかったか?
 
散らかったおもちゃを片付けてなかったか?
 
それじゃあかんーーー!!!!
 
それだけじゃダメーーー!!!!
 
 
………あ、しまった。
 
他人の旦那さまだったわ(^_^;)(笑)
 
 
 
………こういうことです。
 
家事と育児、同時に、解除して。
 
 
惜しい!!あと少し!!!( ̄▽ ̄)
 
 
 
 
つまり、産後の状況を落ち着かせるためには、
 
男性の育児能力は必須なわけ。
 
俺、育児できない、というなら、
 
アウトソースする手配力と経済力を持て。
 
 
 
毎月している質問dayでも、この「母と妻を同時に解除する」はよくお伝えした。

そして、一定の効果がやっぱりある。

産後の嫌悪感、拒否感にもいろんな種類があるけど、

何とかしたいんだけど、どうしようもできなくて拒否しちゃう妻の皆さま、

奥さんが応じてくれなくて、ケンカになって、どうしていいかわからない旦那さま。


参考にしてくださいませ。

 

 

 

 

質問してくれた方は、「そっか、そうなんだ・・・」とこの話を持ち帰ってくれて、

後日、私に会ったときに、直接報告してくれました。

 

「美世さん…、できました…∑(๑°口°ll๑)」

 

…(*^_^*)

 

お、よかったね♪

 

拒否感出ない状態、を体感できた。

 

で、これでめでたしハッピーエンドでもないこともわかっております。

 

それはまた書こうかな。



2018.10.31追記


この方からはその後、第二子を授かりましたという報告いただきました。

よかったねぇ( ;∀;)




あなたの心が穏やかに

満たされる一日になりますように。

 

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