素直で魅力あるあなたへ
カウンセラーの小野美世です。
（2017年3月15日の記事を更新しています）
セッ.クスするときに、
「気持ち悪さ」
「怖さ」
「疑いの気持ち」
「過去の辛さ」
がフラッシュバックするとき
どうしたらいいか？
というのを
カウンセリングでよくお話します。
夫の浮気・不倫を許したものの
セッ.クスだけはなかなか踏み出せない
とか
行為中に嫌悪感がでてきて
相手が悪いわけじゃないのに困っている
とか
ふいに怖い記憶を思い出してしまう
それが勝手に出てくる
とか。
「セッ.クスによって
自分が隠してしまいこんでる
感情を刺激される」
ってことがあるのですね。
普段は、うまく感じないように
できてるんだけどね。
で、じゃあ例えば
旦那さまの浮気相手のことを
考えちゃって辛くなるっていうとき
それをその場で、相手に出してるか？
怖い感覚、記憶が出てきたときに
それをその場で、相手に出してるか？
ってお聞きすると
だいたい
「それは我慢してます」
「出せません」
「出すってどうやって？」
というお答えです。
うん、出せないですよね。
どう出していいかわからないし。
いきなり言葉にできるわけじゃないし。
言葉にしたら
ケンカになるかもしれないし
気まずい空気になるかもしれないし…。
だから、自分の中だけに閉じ込める。
自分ひとりで我慢する。
気持ち悪い
怖い
痛い
思い出して辛い
相手の前で
それをひとりで抱えながら
行為を続ける…。
しんどいです。
…そりゃ、行為を避けたくなるよね。
私がお伝えするのは
そのとき、その場で
我慢しないで、それを出してね
です。
難しいけど。
いやだけど。
なかなかできないけど。
相手といるとき
行為中にそういう感覚・感情が
沸き上がってきたら。
泣く
気持ち悪いと言う
感情を切ってだらんとなる
相手をたたく
何でもいいです
その湧き上がってきたものを
自分の中に押し込めないこと。
それを感じている自分を、相手に見せてしまう。
そして落ち着かせてもらう。
その感覚で苦しくなったあなたを
サポートするのは
男性の役目です。
男性に
自分を助けさせてあげること。
彼がいないとき
自分ひとりのときに
そういう感覚が沸き上がってきたら。
そういう自分を責めないこと。
そういう自分に
「まだダメなんだ」
「私全然変わってない」
「まだ道のりが長い」って
レッテルを貼らないこと。
「許す」ことをしてください。
いいよーーー
いいよーーーー
どんだけそれを感じてもいいよーーーー
どんだけそれが出てきても
私は私の味方だよーーーー
…そう自分に言ってあげる。
私は長らく性交痛があり
セッ.クスのとき挿入されて以降は
我慢の時間、だったんです。
痛みってもう
無意識の脳の反応だったりするので
そこを抜け出すのに
かなりの時間を使いました。
今はもう、痛みはありません。
（感じたとしても、自分の気持ちの持ち方で回避できるようになりました）
でも、たまーに、やってくるんです。
身体からの、怖い！痛い！嫌だ！が。
それはもう突然に。
えー、もう大丈夫だと思ってたのに。
えー、もう出てこないと思ってたのに。
もうそのくらい大丈夫なのに
出てくることもある。
そういうときには、上に書いたことをします。
相手はビックリでしょうが、お構いなしです。
その辛いのが過ぎるまで
ハグしてもらうか
何にせよ付き合ってもらう。
それを重ねていく。
自分を大切にする方法は、それ。
自分にウソをつかない方法は、それ。
ひとりで我慢していたものを、相手に見せて、
「相手に、助けさせてあげる」
「相手にも、なんとかさせてあげる」
「相手にも、私のこの怖さに関わらせてあげる」
そうしていると、
男性の
「女性を愛する力、あなたを愛する力」は
どんどん引き出されていく。
目の前の相手に、遠慮しなくていい。
目の前の相手を、見くびらなくていい。
そこに気づくために出てきてる
「気持ち悪さ、怖さ、辛さ」
だったりするのです。
あなたの心が穏やかに
